「ジビエ料理」というと、レストランでしか食べられないと思っていませんか?
今は、鹿肉や猪肉などジビエがネット通販で手軽に手に入るようになりました。
作り方も、家庭で手軽にできるレシピがたくさん!さっそく紹介しましょう。
鹿肉には体を温め、五臓の弱った部分を補い、筋肉や骨を強化する作用があります。
豚肉を使うことの多いルーロー飯ですが、今回は鹿肉を用い、さらに血行促進によいニンニクやシナモン、黒砂糖、紹興酒などを使うことで、気力体力をアップさせ、血流をよくする薬膳に仕上げました。
タケノコやシイタケに豊富な食物繊維により腸内環境も整うので、ダイエットや、貧血・便秘解消などにも効果的ですよ。
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【材料・分量】(4人分)
鹿肉(ロース)・・・400g
卵・・・2個
干しシイタケ・・・2枚
タケノコの水煮・・・ 60g
玉ネギ・・・1/2個
長ネギ・・・1/2本
ご飯・・・約2合
ニンニク・・・15g
生姜・・・15g
塩・・・小さじ1
日本酒・・・大さじ3
ゴマ油・・・大さじ1
氷砂糖・・・60g
醤油・・・大さじ3
紹興酒・・・100cc
黒砂糖・・・大さじ2
八角・・・2個
シナモンスティック・・・1本
香菜・・・1束
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【作り方】
① 鹿肉は3~4等分に切り、臭みをとるために塩と日本酒を振ってもみ込み、10分以上漬け込む。
② 卵は熱湯から7分ゆで、冷水にとり、殻をむいてゆで卵を作っておく。
③ 干しシイタケは水2カップ(分量外)で戻してからみじん切りに。タケノコは1cm角に切る。玉ネギはみじん切りにする。長ネギは5cm幅に切り、外側の白い部分は白髪ネギにし、芯の部分はみじん切りにする。※シイタケの戻し汁はとっておく
④ ①の鹿肉をさっと水で洗い、水気を切ったら、ひと口大に切り分ける。
⑤ フライパンにゴマ油と、みじん切りのニンニクと生姜を入れて熱し、香りが立ってきたら④の鹿肉とみじん切りの玉ネギを入れ、鹿肉に8割ほど火が通るまで中火で炒める。
⑥ 深めの鍋に氷砂糖を入れて火を付け、ヘラで鍋底をかき混ぜながら弱火~中火で煮詰め、溶けて香ばしい香りになったら干しシイタケの戻し汁を注ぐ。
⑦ ⑥の鍋の中に⑤と、②のゆで卵、みじん切りの長ネギ、醤油、紹興酒、黒砂糖、八角、シナモンスティックを加え、やわらかくなるまで1時間ほど弱火で煮込む。
⑧ 器にご飯を盛り、⑦の具をかけ、刻んだ香菜、白髪ネギ、半分に切った煮卵を添えて完成。
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※レシピは、 日本ジビエ振興協会の公式サイト内「ジビエ料理のレシピ」より一部抜粋して紹介しています。
日本ジビエ振興協会は、ジビエの衛生的な処理やおいしい食べ方に関する知識の普及を行う団体です。ジビエ料理の普及拡大によって増え続ける鳥獣被害を減らし、地域の活性化を目指しています。
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