「ジビエ料理」というと、レストランでしか食べられないと思っていませんか？
今は、鹿肉や猪肉などジビエがネット通販で手軽に手に入るようになりました。
作り方も、家庭で手軽にできるレシピがたくさん！さっそく紹介しましょう。
鹿肉は、牛肉などと比べると脂質が少なく、とてもヘルシーな食材。コラーゲンが多く含まれているスネ肉を使うことで、トロトロ、ホロホロなやわらかい食感に仕上げました。また、ブロッコリーなどのビタミンを多く含んだ野菜を合わせることで、鹿肉に多く含まれる鉄分の吸収をよくすると同時に、食物繊維やその他の栄養もとれるよう、野菜をたくさん使っています。圧力鍋を使わず、炊飯器で1時間ほど炊飯すれば出来上がるので、火加減などでコゲてしまう心配もありません。ぜひ、お試しを！
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【材料・分量】（4人分）
鹿スネ肉・・・500g
厚切りベーコン・・・100g
ニンジン・・・1本
玉ネギ・・・1個
キャベツ・・・1/2個
マッシュルーム・・・1パック
セロリ・・・1/2本
ジャガイモ・・・2個
ブロッコリー・・・小分け8房
ニンニク・・・2～3片
生姜（スライス）・・・2～3枚
デミグラス缶・・・1/2缶
料理酒・・・適量
オリーブオイル・・・適量
赤ワイン（仕上げ用）・・・100cc
黒胡椒・・・適量
塩・胡椒・・・少量
生クリーム・・・適量
パセリ・・・適宜
【A】
ローリエの葉・・・1枚
パプリカパウダー・・・適量
鶏ガラスープの素・・・大さじ1
水・・・150cc
赤ワイン・・・150cc
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【作り方】
① 材料の下処理をする。鹿スネ肉はひと口大に切る。ベーコンは1cm幅の角切りに、セロリは太目のスジを取り、みじん切りにする。ニンジンは皮をむいて乱切りに、玉ネギは皮をむき、芯を残したまま4等分に切る。キャベツ芯を残して4等分に、マッシュルームは4等分のくし切りにする。生姜は皮付きのまま、2～3mm幅にスライスを2～3枚切っておく。
② 鹿肉に料理酒をかけ、10～20分置いて臭みを取り、キッチンペーパーなどで水分を拭きとる。
③ みじん切りにしたニンニク1/2量とオリーブオイルに漬けてマリネし、10分ほど置いておく。
④ フライパンにオリーブオイルを敷き、残りの刻みニンニク、ベーコンとセロリを弱火で炒める。ベーコンの旨味が油と野菜に移ったら、別の皿に取り出しておく。
⑤ フライパンは洗わずにそのまま鹿肉を入れ、強火で表面に焼き色を付ける。
⑥ 下処理したニンジン、玉ネギ、キャベツ、マッシュルーム、生姜、④と⑤を炊飯器に入れ、【A】を入れて通常炊飯にかける。
⑦ 1時間ほど炊飯の間に、皮をむいてひと口大に切ったジャガイモ、ブロッコリーを塩ゆでし、付け合わせを作っておく。
⑧ 炊飯器の調理が終わったら、鍋に移し、デミグラス缶、仕上げ用の赤ワイン、黒胡椒を入れて、ワインの味に丸みが出るまで煮詰める。
⑨ 塩・胡椒で味を調えたら完成。お皿に盛り付けて、⑥を添え、生クリーム、パセリをかけてお召し上がりください。
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※レシピは、 日本ジビエ振興協会の公式サイト内「ジビエ料理のレシピ」より一部抜粋して紹介しています。こちらのレシピは「第7回ジビエ料理コンテスト入賞作品」です。
日本ジビエ振興協会は、ジビエの衛生的な処理やおいしい食べ方に関する知識の普及を行う団体です。ジビエ料理の普及拡大によって増え続ける鳥獣被害を減らし、地域の活性化を目指しています。
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