「ジビエ料理」というと、レストランでしか食べられないと思っていませんか?
今は、鹿肉や猪肉などジビエがネット通販で手軽に手に入るようになりました。
作り方も、家庭で手軽にできるレシピがたくさん!さっそく紹介しましょう。
マイタケが持つタンパク質分解酵素で猪肉をやわらかくします。漬け込む時間が長いほどやわらかく仕上がり、冷めても固くならないのでお弁当にもおすすめ。パン粉を付けた状態で冷凍すれば、いつでも欲しい分だけ揚げることができますよ。
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【材料・分量】(4人分・12個)
猪モモ肉(又は赤身肉)・・・240g
舞茸・・・2分の1パック
ゴボウ(市販の千切りでも可)・・・50g
三ツ葉・・・4分の1束
切餅・・・2個
パン粉(細かめ)・・・80g
削り節(ソフト削り)・・・1パック(2.5g)
卵・・・1個
小麦粉・・・20g
サラダ油・・・300cc
塩・胡椒・・・適宜
【ソースの材料】
めんつゆ(ストレート)・・・120cc ※濃縮タイプは少し濃いめのつけつゆにする
ウスターソース・・・5cc
砂糖・・・20g
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【作り方】
① 猪肉は薄めにスライス、マイタケは分量の半分はみじん切り、残りの半分は小房に分ける。
② ジッパー付き保存袋にスライスした猪肉とみじん切りにしたマイタケを入れ、よくもみ込み、最低30分ほど冷蔵庫で休ませる。
③ ゴボウを洗い、斜めに薄くスライスし、酢を入れた水にさらしておく(市販の千切りゴボウを使用する場合はさっと洗い水分を拭き取る)。
④ 切餅は、6~7×50mmの棒状に切る(1個の餅を8分の1にカット)。
⑤ 三つ葉は、30mmくらいの長さに切っておく。
⑥ 溶き卵に小麦粉を混ぜて、衣を作る。水などを入れず少し硬めの衣にすることで、パン粉の付きがよくなる。
⑦ フライパンに油300ccを入れ、水分をよく拭き取った②を素揚げにする。泡がブクブクたってきたら火を弱め、低温(約150℃)ほどでキープし泡が出なくなるまで揚げる。残っていたマイタケも素揚げにする。
⑧ ②を袋から出して12等分にし、餅が中心になるように肉を巻き付けながら包み込む。小麦粉を付けながら両手で擦るように細長く成形する。
⑨ ⑧を、塩・胡椒、⑥の衣、削り節を混ぜたパン粉の順に付け、⑦のフライパンの油を使い揚げ焼き(食材が浸かる程度の油で焼くように揚げる調理法)にする。
⑩ ソースの材料を耐熱ボウルに入れ、レンジで約1分加熱し、砂糖が溶けるように混ぜる。
⑪ 皿に揚げた猪肉のフリットと素揚げしたゴボウやマイタケを盛る。三ツ葉をこんもりのせて、ソースをかけたら出来上がり。
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※レシピは、 日本ジビエ振興協会の公式サイト内「ジビエ料理のレシピ」より一部抜粋して紹介しています。
日本ジビエ振興協会は、ジビエの衛生的な処理やおいしい食べ方に関する知識の普及を行う団体です。ジビエ料理の普及拡大によって増え続ける鳥獣被害を減らし、地域の活性化を目指しています。
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