「ジビエ料理」というと、レストランでしか食べられないと思っていませんか?
今は、鹿肉や猪肉などジビエがネット通販で手軽に手に入るようになりました。
作り方も、家庭で手軽にできるレシピがたくさん!さっそく紹介しましょう。
手に入りやすい鍋用の猪肉を使って、パーティやおもてなしなどの席でも映える猪肉玉子焼きに仕立てました。エゴマ油を使うことで、脂身の凝固と肉のパサつきを防ぐので、冷めても美味しい一品に。入手できれば、長寿の実とも言われる“火麻ナッツ(麻の実)”を加えて、栄養価アップを狙いましょう。
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【材料・分量】(4人分)
猪肉(鍋用スライス肉)・・・70g
重曹水・・・200cc(水200ccに重曹5gを合わせたもの)
メープルシロップ・・・10cc
濃口醤油・・・10cc
ジャガイモ・・・25g
火麻ナッツ(麻の実)・・・15g ※クルミでも代用可
卵・・・Mサイズ3個
水・・・80cc
薄口醤油・・・8cc
みりん・・・10cc
砂糖・・・10g
エゴマ油・・・適宜
【青じそソース】
青じそ・・・10枚
カシューナッツ・・・5g
西京味噌・・・10g
薄口醤油・・・5cc
エゴマ油・・・20cc
花穂じそ、またはしその実・・・1本 ※盛り付け用、なくても可
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【作り方】
① 青じそソースを作るため、カシューナッツをすり鉢でペースト状になるまで擦りつぶす。
② ①に、みじん切りにした青じそ、西京味噌、薄口醤油を加えたら、エゴマ油を少量ずつ入れながら伸ばす。全体がペースト状になるまで混ぜたら青じそソースの完成。
③ 猪肉をやわらかくするため重曹水に20分ほど浸す。浸し終わったら取り出して、水気を取っておく。
④ メープルシロップと濃口醤油を合わせ、割り下を作っておく。
⑤ ジャガイモは皮をむいて2cm角に刻みゆでる。火麻ナッツは焦げない程度に乾煎りしておく。
⑥ フライパンに少量のエゴマ油をひき、弱火で猪肉を焼いていく。猪肉から出てきた脂分はペーパーで吸い取る。
⑦ 猪肉に完全に火が通ったら、先ほどの割り下と少量のエゴマ油を加え、さらに煮込む。
⑧ 肉に味がしみ込んだら粗熱をとり、ゆでたジャガイモと火麻ナッツと合わせる。
⑨ ⑧をラップの上に乗せ、玉子焼き器の横幅の長さに合わせて棒状にする。
⑩ 玉子焼きの生地を作る。卵、水、薄口醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせ、目の細かいザルで漉(こ)しておく。
⑪ 卵焼き器に⑩を流し入れ、鰻巻き卵の要領で、棒状に伸ばした猪肉を巻き込んで玉子で巻いていく。焼き上がったら巻き簾で丸く形を整え、余分な油分を切る。
⑫ 器に青じそソースを引き、食べやすい大きさにカットした猪肉玉子焼きを盛り付ける。あれば、あしらいに花穂しそやしその実を添えて出来上がり。
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※レシピは、 日本ジビエ振興協会の公式サイト内「ジビエ料理のレシピ」より一部抜粋して紹介しています。
日本ジビエ振興協会は、ジビエの衛生的な処理やおいしい食べ方に関する知識の普及を行う団体です。ジビエ料理の普及拡大によって増え続ける鳥獣被害を減らし、地域の活性化を目指しています。
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