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ジビエ事業に参入で話題のALSOKとタッグ! 老舗和食店が仕掛ける高品質ジビエ「ジビエジャポン」千葉県茂原市

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2022.03.19

茂原公園の桜まつり、七夕まつりなどで有名な千葉県茂原市。ここは良質な房総ジビエが得られるエリアでもあります。茂原市をはじめとした千葉県内では、鳥獣被害対策によって農作物の被害は抑えられてきたものの、いまだ被害額は大きく、また、ハンターの高齢化や担い手不足も課題とされています。

そのため、警備会社の「ALSOK(アルソック) 千葉 株式会社」(以下、ALSOK 千葉)では、鳥獣被害対策のための捕獲を行ってきました。

そして、更なる展開として、食肉処理施設「ジビエ工房茂原」(以下、工房)を立ち上げました。目的は、自治体や近隣の企業と力を合わせ、ジビエを有効活用して地域を活性化させること。

茂原市と連携し、鳥獣被害で困っている地域に箱わな、くくりわなを設置し、捕獲活動をサポート。また、猟友会等とも協力し、捕獲した鹿や猪をALSOK千葉が譲り受け、工房へ搬入、解体処理しています。
ALSOK千葉が得意とする情報管理技術を活用したトレサビリティ(商品の生産から消費までの過程を追跡すること)の徹底、最新の施設でHACCP(ハサップ。衛生管理における国際的な手法)に沿った衛生管理により、安全で美味しいジビエを提供できるのです。

衛生管理については、解体時にはオゾン空調やオゾン水を使用し、95度の温水で雑菌繁殖を軽減するという徹底ぶりです。

また、品質管理については冷凍技術が強みで、工房に捕獲された猪や鹿が運ばれると、屠殺・解体後30分以内にマイナス60度で急速冷凍。そのため、自然解凍したあとも、肉のクオリティが新鮮なままです。このような発達した冷凍技術等により良質なジビエの安定供給も図れます。

国内外のジビエを食べ歩いたフードスタイリストも絶賛

工房で処理されたジビエは、茂原市の老舗料理店「日本料理 竹りん本店」(以下、竹りん)に運ばれ、「ジビエジャポン」というブランドとして販売されています。素材の味を生かした商品やメニューは、老舗ならではのハイクオリティです。

「ジビエジャポン」について、竹りん本店・代表の新沢 敏夫さんにお話を伺うと、
「10年ほど前に、地元の野球球団『千葉ロッテマリーンズ』の本拠地であるZOZOマリンスタジアムで『猪突猛進カレー』という猪肉を使ったカレーを当店で販売していたことがあります。その縁から行政より声がかかり、ALSOK千葉とタッグを組んで『ジビエジャポン』というブランドを立ち上げることになったのです。房総の猪はとにかく脂が甘く、旨味が濃い。国内外のジビエを食べ尽くしているフードスタイリストの方にも絶賛されているほどです」とのこと。

工房から届くジビエのうち、最も質のいい脂がのったやわらかなものは焼肉用に、その次のレベルのものを加工品用、残りをペットフード用にと選別。大量に入荷があるので、食肉にできる高品質の肉の絶対量が当然多くなるというわけです。

「ジビエジャポン」の立ち上げがきっかけとなり、「竹りん」の店内でも15種類のジビエメニューが新しく加わり、好評を博しています。

猪ロースのすき焼き、猪肉のメンチカツ、猪ソーセージのシチューなどをメインに、デザートやご飯が付いた「ジビエ御膳」は、2,200円(税込)というリーズナブルな料金で食べられるのが人気の理由。噛めば噛むほど猪肉の脂が甘くなり、気になるクセはまったくありません。これを目当てに近隣はもちろん、遠方からわざわざ訪れるお客様が増えているそう。

通販やZOZOマリンスタジアムでも買える! 種類豊富な“おうちジビエ”がぞくぞく!

「ジビエジャポン」の通販サイトを利用すれば、自宅でも気軽に房総ジビエを楽しめます。

猪のモモ、ロース、バラ、つくね、ソーセージなどが入った「ジビエBBQセット」は、1~2人用3,240円、2~3人用5,400円、3〜4人用7,560円、4〜5人用9,720円(各税込)と幅広いラインナップ。※写真は4〜5人用
近隣のグランピング施設でも提供されていて、ワンランク上のアウトドアのご馳走になると喜ばれているそう。

ほかにも「猪ハンバーグ」や「鹿ハンバーグ」(1個150g 、各432円・税込)、「ジビエ・ラタトゥイユ(猪と野菜トマト煮)」(250g、540円・税込)などがラインナップ。合わせて注文すれば、食卓が華やかになること間違いなし!

注目は、新商品の「ジビエ牙(きば)ドッグ」(850円・税込)。高級猪肉で作った極太フランクを、天然酵母を使ったパンに挟み、ケチャップの代わりに房総産のドライトマトと生乳100%の角切りバターを添えたホットドッグです。
「トマト以外の野菜は入れていないので、猪肉の味を存分に味わえます。茂原市の木である“ツツジ”の天然花酵母を使用し、酸味のないふっくらと仕上がったパンです」と新沢さん。
ソーセージが牙のように反り上がり、見た目にも個性が光ります。2022年5月より販売予定で、通販サイトだけでなく、ZOZOマリンスタジアムの竹りんショップでも購入できるそうです。

房総の猪肉は、スッキリと臭みがなく食べやすいという評価ですが、クセをなくしすぎてしまうとジビエの個性を生かせなくなります。そこで「ジビエジャポン」では、猪のスライスモモ肉(200g、1,296円・税込)を網で焼いて、シンプルに燻製塩(販売価格未定)で食べることをオススメ。猪肉ならではの良質な脂やワイルドな風味を堪能でき、ワインや日本酒との相性もグッと高まるとか。

また「マンガ肉」(仮名称・販売価格未定)というユニークな名前のメニューも、現在開発中です。ネーミングの由来は、昭和の有名な漫画『はじめ人間ギャートルズ』に出てくる骨付き肉。骨に肉を巻いたものをガブリと食らうイメージだそう。燻製塩もジビエの「マンガ肉」も2022年5月ごろに販売開始予定(公式サイトで告知)。
※写真は先行販売の「豚のマンガ肉」

学校給食にペットフード、革製品にも――広がるジビエの可能性

房総の素材にこだわり、地元を愛する人々の力で、ほかとは一線を画すユニークな商品を世に送り出している「ジビエジャポン」。

「今後、学校給食の材料としてもジビエを提供予定です。ペットフードを製造したり、猪革を犬のリードにしたり、ジビエ以外の利用も進めています。このようにサステナブルな事業に展開していくのが『ジビエジャポン』の使命だと思っています」と、新沢さんは未来に向けた構想を語ってくれました。

個性的なメニューや商品を打ち出し、地域貢献をも担う「ジビエジャポン」の今後の動向が見逃せません。

  • ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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