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北海道の大自然を暮らしに添える珠玉の蝦夷鹿クラフト「DEER HORN SMITH’S」北海道河西郡芽室町、「CARIFORNIA HARVEST(カリフォルニアハーベスト)」北海道帯広市

北海道 シカ エゾジカ 通販・お取り寄せ 革製品
2023.03.08

今回は北海道発、蝦夷鹿の角や革などを使ったハンドメイドのクラフト作品を手がける工房と、その製品を購入できる店舗を紹介します。

鹿角のシャンデリアなどのクラフトを製作する「DEER HORN SMITH’S(ディア ホーン スミス)」(以下、ディアホーンスミス)の工房は、北海道河西郡芽室町(かさいぐんめむろちょう)にあります。北海道のほぼ中央部、十勝平野に位置し、牧歌的風景が地平線まで続くのどかで自然豊かな町です。

カウボーイ文化に魅せられ“鹿角職人”の道へ

市街地から数km山に入った、白樺の木々が並ぶ一角にある工房で、アメリカでカウボーイやネイティブアメリカンのクラフト文化に魅せられたオーナーの森井 英敏(ひでとし)さんが、13年前に地元であるこの地で製作をスタート。北海道の大自然を感じられるインテリアとしてファンを増やし続けています。

もともとアパレル店を経営していた森井さんですが、洋服やインテリアをアメリカのワイオミング州コーディへ買い付けに行った際、1930年代ごろに活躍したカウボーイファニチャーの巨匠「トーマス・モールスワース」のデザインをオマージュした家具が、コーディの小さな空港で実用的に使われているのを目にします。その魅力に感銘を受けた森井さん。モールスワースの代表作である「ディアホーンシャンデリア」(※鹿角のシャンデリア)のように、北海道の固有種である蝦夷鹿の角や皮を使った製品を作って、世界に広めたいと思い、この工房を開きました。ちなみに「ディアホーンスミス」という店名の由来は、“鹿角職人達”という意味。

シャンデリア1台には25本以上の鹿角が使われます。倉庫には作品になるのを待つ素材の角がずらりと並び、圧巻の光景です。シャンデリアに組むには、角同士の細かなバランスや相性を見極める必要があり、森井さんは1本1本の曲がり、2本組み合わせた時のバランスをじっくりとチェックします。

鹿の角は、左右非対称であるのはもちろん、欠けていたり大きな傷があったり、使えない角もしばしば。選び抜いた美しい角で組み上げることでやっと一つのシャンデリアが完成するのです。余った角の行方が気になり質問してみると「北海道の大自然が生み出した大切な資源は、利活用しているので無駄にはしません。鹿角に限らず、レザーも別の製品として生まれ変わります。例えば今回紹介できなかったランプには、いろんな大きさの角が使われていて、それらをランダムに組み合わせて作り上げています」

自然な光が美しい鹿角シャンデリア

では、そのシャンデリアを紹介してまいりましょう。

1台1台が異なる表情を持ち、鹿角から降り注ぐ光が空間に自然な明かりを与えてくれる「鹿角シャンデリア 本体」(6灯/幅800mm 295,000円~、10灯/幅1500mm 580,000円~・各税込 ※梱包・送料別 ※写真は10灯のもの)。都心の施設などから引き合いが多いそう。1台ごとに角を選ぶところから完全なハンドメイドのため、注文からは2~3か月程度で完成。形状や灯数など、できる限りのオーダーメイドが可能です。

シャンデリアは個人宅にはさすがに大きいという方でも、ウェスタンな雰囲気を味わえるインテリアとしておすすめなのが「スカルオブジェ」(44,000円~198,000円・税込 ※梱包・送料別)。長年作り続けている人気の作品です。

個体差を生かして組み上げるため、一つとして同じものはない、自然の豊かさを感じさせてくれるスカルオブジェ。形状など細かいところまで、できる限りオーダーメイドにも対応してくれます。

こちらは、「鹿角アイアンポール・フロアーランプ」(718,300円・税込、※梱包・送料別)。金属造形作家によるアイアン作品をポールに使用し、2~3歳という限られた期間の希少な蝦夷鹿の小さな角を用いて手作りした作品です。

贅沢な一枚革使用のジャケットや小物も展開

「ディアホーンスミス」の作品は、公式サイトからオンラインで注文できますが、実際に製品を手に取ってみたいという方は、芽室町に隣接する帯広市にある「CALIFORNIA HARVEST(カリフォルニア ハーベスト)」へ。

店内で特に目を引くのは、「EZO DEER LEATHER(エゾ ディア レザー)シャツジャケット」(209,000円~・税込)。1枚のシャツを構成するのは、たった6パーツ。背中、腕部分は一枚革を使用しているという贅沢っぷり。職人さんの手作りで丁寧に仕上げられます。鹿革は、数ある革の中でも通気性とやわらかさに富み、普段使いでも快適に使えて、また着るほどに馴染んでいくのが魅力。

「EZO DEER LEATHER」ブランドの洋服には、鹿角の根元の部分がボタンとして使われています。こちらのカラーは、森井さんが自ら手染めした藍染めボタン。天然の藍でないと、天然の鹿角は染色できないそうです。
「実は、この蝦夷鹿角ボタンが私の“クラフトマン”としての起源と言えます。もともとはアパレルで実用品としてこのボタンを作り販売していました。ボタンを作りながら、早くシャンデリアを作りたいと思っていました(笑)」

シャツをかけるのにぴったりな「鹿角ハンガー」(28,000円・税込)は、「ディアホーンスミス」の刻印ロゴプレートが入っていて重厚感があり、洋服を引き立ててくれるアイテムとしておすすめです。

こちらの店舗では、たくさんのレザーアイテムがあります。レザーのシワや傷などを生かした財布や、カッティングの際に出る端切れを使ったさまざまな小物などを販売しています。

鹿角や鹿革は野生でできた傷や一頭一頭の個性が強いため、歩留まりも低くなります。だからこそ、自然由来な素材から生み出される製品は、どれ一つとっても同じ物が存在しない珠玉の高級クラフトと言えるでしょう。北海道を訪ねた際には、ぜひ一度足を運んでみて、大自然の息吹を日々感じさせてくれる逸品を探してみてはいかがでしょうか?

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  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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