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山間にぽつんと建つカフェでジビエランチを満喫「COCOCAFE SIMPLE心風流」滋賀県長浜市

滋賀県 カレー シカ カフェ 天ぷら・揚げ物 ランチ
2022.12.28

滋賀県長浜市のJR余呉(よご)駅から車で20分かからない距離ながら、山深い道へと続くロケーションを進んでたどり着く先は「COCOCAFE SIMPLE 心風流(ココカフェ しんぷる)」(以下、ココカフェ 心風流)。冬には雪が2メートル以上積ることもあるため、屋根は落雪しやすいよう急勾配の造りになっているのが特徴です。四季折々の大らかな自然に囲まれた「ココカフェ 心風流」をご紹介します。

2019年にオープンした「ココカフェ 心風流」の母体は、全国の不登校の子どもや青年を迎える宿泊施設、NPO法人「子ども自立の郷ウォームアップスクールここから」(以下、ここから)。小学生から23歳までが寄宿舎に4泊5日寝泊まりし、家に戻るというスタイルは全国でも珍しいそう。その卒業生が、この場所から巣立っていく前段階で働ける場所が「ココカフェ 心風流」。

20年間空き家になっていた長浜市の施設「妙理の里」を、テーブルをDIYするなどし、卒業生が力を合わせて店作り。ここで働いて自立する準備を整えたのち、大学や専門学校に行く生徒もいれば、調理師免許を取得して料理を担当している卒業生もいるそう。

さっそく、ランチメニューのなかでも人気の、鹿肉を使ったメニューについて教えていただきました。

鹿肉スライスを重ねたカツレツはやわらかいと評判!

一番の人気は、しっかりとしたボリュームもうれしい「鹿肉のカツレツランチ」(1,700円・税込)です。
「ここから」の理事長・唐子 恵子さんによると、「高齢のお客さんも多いことから、鹿肉は固くならないように薄くスライスしたロースをミルフィーユ状に重ねて、さらにチーズも挟んで揚げています」とのことで、その工夫により出来た鹿肉の旨さとやわらかさが好評なのだそう。自家製のソースは少しピリッとするスパイシーな味わいに。近郊の畑で収穫された季節ごとの新鮮な野菜もたっぷりと添えられて、食べ応え満点です。

「じっくり煮込んだ鹿肉カレー」(900円・税込)は、メニュー名のとおり何日もかけて煮込むため、肉や野菜が溶け込んでいます。マイルドな味わいに仕上げているので、子どももOK。「鹿のモモ肉を中心にいろいろな部位を使っています」とのことで、ほろりとやわらかく煮込まれた鹿肉を堪能できます。お米は、地元の余呉米を使用。

時期により、タジン鍋を使った「鹿肉のすきやき風」など、ほかにもスポットでジビエメニューが登場するそう。

唐子さんが作陶したカラフルで愛らしいタジン鍋にもほっこり。ランチは1日各5、6食を用意していて、予約も可能。営業は土曜と日曜のみですが、5名以上なら平日でも予約の相談ができるので、ぜひ問い合わせを。

新作のアフタヌーンティーは10種の健康茶がおかわり自由

14時からのカフェタイムのおすすめは、2022年秋に発売をスタートしたばかりの「アフタヌーンティー」(2,000円・税込)です。1日5食限定で、季節のフルーツを使ったお菓子やスコーン、サブレなどの焼菓子が合わせて6~8種類楽しめます。

ドリンクは、気分やライフスタイルに合わせて選べる10種類のハーブティーやコーヒー、紅茶などがおかわり自由でとてもお値打ち。「アフタヌーンティー」以外のカフェメニューは、ランチタイムでもオーダーが可能です。

地元の猟師さんと連携して鹿肉を仕入れる

理事長の唐子さんにお話を伺いました。
「鹿肉は、『白川ファーム山肉亭』の猟師、白川さんから仕入れています。自立支援施設の取り組みにも理解があり応援してくださって。よくお店に来てくださるのですが、鹿肉のカツレツには『柔らかくてびっくりした!』と喜んでくださいました。鹿肉は部位により扱いやすいようカットしてから納品していただいています」

「今後は、地元の方に向けてお弁当のテイクアウトもスタートできればと考えています」と、この先の展望も教えていただきました。

街なかの喧噪を忘れられるのんびりとした場所に足を延ばして、鹿肉料理に心満たされるひとときを過ごしてみませんか?

  • ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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