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都会の中のレトロ空間でジビエをお酒と楽しむ「じじばば木馬亭」京都府京都市

京都府 ビストロ 焼肉・ロースト 天ぷら・揚げ物 創作料理 シカ
2023.12.07

京都で一番の繁華街とされる烏丸御池のオフィス街。「御所南エリア」と呼ばれる烏丸御池駅から徒歩1分のところに店舗を構える「じじばば木馬亭」は、仕事帰りのサラリーマンが多く集う憩いの場所です。
都会的な雰囲気のエリアですが、大通りの横道を少し曲がった場所にあり、どこか懐かしい匂いを感じさせるお店で、鹿肉のジビエ料理を味わうことができます。

印象的なインテリアで溢れる店内とキャッチーな店名で記憶に残る店づくり

京都市内のカウンター酒場の名店で、株式会社じじばばグループ4店舗目として誕生した創作ビストロ料理屋ですが、一度聞いたら忘れられないユニークな店名が特徴。2005年の創業当時、イタリア料理店では、イタリア語の屋号名をつけるのが流行だったところ、あえて覚えやすいネーミングで親しみやすいお店を目指しています。

開放的な入り口なので初めての来店でも入りやすい雰囲気。席数はテーブル25席、カウンター10席あり、大人数での宴会やデートで利用する場合も心地よい空間です。フランスから輸入したアンティークの照明やおしゃれなインテリアがたくさん飾られており、目にも楽しい店内です。

テーブル席がある店内エリアでは、名前の由来となった本物の馬より大きい木馬のインテリアが出迎えてくれます。

魅力溢れる「じじばば木馬亭」オーナーであるお酒好きの中村 聡(なかむら さとし)さんに、ジビエメニューの魅力やジビエに合うおすすめのお酒を教えていただきました。

丹波篠山の自然豊かな場所で育った鹿肉の絶品メニュー

こだわりのジビエメニューで使用するお肉は、丹波篠山の鹿のモモ肉を使用しています。自然豊かな広葉樹林の葉や木の実を食べて、山々を駆け回って育った良質な鹿の脚を丸ごと1本仕入れ、丁寧な下処理を素早く行い、様々なメニューを提供しています。

中でも一番人気の「鹿肉のロースト」(1,738円・税込)は、旨味をしっかりと閉じ込めるため、焼き目をつけた後、アルミホイルでくるみ余熱で中まで火を入れます。良質なお肉なので、塩胡椒のシンプルな味付けで頂くだけでも味わい深いのですが、砂糖不使用で甘辛風味の自家製ポリネシアンソースで食べるローストは絶品。鹿モモ肉の大きい部位を贅沢に使用しているので、食べ応えも満点です。

また、ローストに合うワインを3種ご紹介いただきました。

ブドウ栽培に最適な土地で作られた濃厚な味わいの赤ワイン「OAK RIDGE(オーク・リッジ)」や、力強いフレーバーが口に広がる「GNARLY HEAD OLD VINE ZINFANDEL(ナーリー・ヘッド オールド・ヴァイン ジンファンデル)」、香り高いボルドーの「BARON DE BRANE(バロン・ド・ブラーヌ)」と一緒に味わって頂くと、より深い旨味を感じることができるのだそう。

他にもたくさんの種類のワインを飲めるワイン好きに嬉しいお店です。

また、気軽にジビエ料理を楽しんでもらいたいという思いで、リーズナブルな価格の「木馬コース」(2,620円・税込)でメインメニューとして提供しています。

二品目に紹介するジビエメニューは「鹿のカツレツ」(1,298円・税込)
薄めに切った鹿モモ肉を使用してカラッと揚げたカツレツは食欲をそそります。
カツレツと相性抜群の甘みのある自家製ソースで食べるもよし、辛子をつけて食べることで爽やかな味わいにもなります。
添え物の京都亀岡産の野菜は、農家の方から朝イチで直接仕入れた鮮度の高いものばかり。
中村オーナーおすすめの日本酒、古代米酒「伊根満開」が一番カツレツに合うお酒だそうです。ベリー系の甘酸っぱさがあり、ソーダ割にすることで、お酒が苦手な方でも飲みやすく女性に大人気の日本酒です。

最後にご紹介するジビエメニューは「鹿のガーリック焼肉」(1,188円・税込)
鹿モモ肉の切り落としを使用し、甘みのある玉ねぎと一緒に炒めた一品。ガーリックの風味が香るスタミナ満点のメニューで、野生的な旨味が凝縮されています。

ガーリック焼肉に合うお酒はクラフトビール「柚子無碍(ゆうずうむげ)」
爽やかでフルーティーな味わいで、ガツンとしたニンニクの味をスッキリ流してくれます。
仕事で疲れた時に、相性抜群のセットを食べれば疲れも吹っ飛びそうですね。

「レストランではなく『創作ビストロ』として開いたお店なので、ジビエ料理はお酒に合うように調理しています」とのこと。

おすすめのジビエ料理三品の魅力を教えていただきましたが、どれも鮮度が高く丁寧に処理をされているので、独特な臭みもなく柔らかい食感でした。「三品とも楽しみたい!」という方はぜひテーブル席で宴会を開いて、みんなでシェアしてみてはいかがでしょうか。

オーナーに鹿肉に合うお酒をお伺いした時は、「やっぱりお肉にはワインでしょ」と予想していましたが、意外な種類のお酒も教えていただき、ジビエ料理の楽しみ方の幅が広がりました。

日常のひとときに、ジビエ料理を

笑顔が素敵なオーナーの中村さんは、無類のお酒好き。お酒が好きな方はもちろん、あまり得意でない方も挑戦できるようなおすすめのお酒を聞いてみると世界が広がるかもしれません。カウンター席に座った時は、ぜひオーナーにお声かけしてみてくださいね。

「カジュアルにジビエ料理を楽しんでもらいたい」という想いから、お手頃なお値段で本格的なジビエ料理を提供されており、ビジネス街の働く人達の味方と言っても過言ではありません。

ジビエ料理以外にも、ランチメニューはナポリタンやドライカレーも人気で、夜メニューは1号店からの名物料理の麻婆豆腐も楽しむことができます。

京都烏丸で働く人も、ふらっと遊びに来た人も、「じじばば木馬亭」で良質な鹿肉をお酒と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
ジビエ初心者の人も気軽に楽しむことができると思いますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

  • ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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