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狩猟経験豊かなオーナーが厳選する極上ジビエを囲炉裏でいただく 「百獣屋 然喰 (ももんじ ぜんくう)」

愛知 シカ イノシシ そのほか 割烹
2019.11.21

愛知・名古屋の玄関口である名古屋駅から徒歩3分の場所にあるのが、今回ご紹介する店「百獣屋 然喰」です。

目印は、享保7年(1722年)につくられた鬼瓦。その歴史が醸し出す重厚感に、どんな空間が出迎えてくれるのか期待が高まります。

鬼瓦のギョロリと力強い視線を感じながら小径を進むと、そこには都会の喧騒から切り離された空間が。

以前は、新鮮な野菜や魚介、ジビエや牛肉などを囲炉裏で焼いていただく「囲炉裏割烹 香月」(名古屋市東区葵)として営業していましたが、2015年4月に店名を変更し移転オープン。現在は、完全予約制で極上のジビエがいただける店として注目を集めています。

猟師でもあるオーナーの國井克己さん、もちろんジビエには相当なこだわりを持っています。

「私の父や祖父も猟師だったため、小さい頃からジビエは個体差が大きいということを知っていました。捕獲する時期や地域はもちろん、誰が捕獲して、誰が解体したかで、その味は大きく変わるんですよ」。

本当に美味しいジビエを知ってもらうため、満を持してジビエ専門店をオープン。自身の目利きにかなうジビエのみを全国から仕入れています。

「クリーンな許認可施設で精肉されているか、処理施設の近くで狩猟・捕獲されているか、旬を迎えているかなど、猟師の経験を生かして厳しくチェックしています」と國井さん。

自慢のジビエは、個室の卓上に設置された小さな囲炉裏でいただくのが、「然喰」のスタイル。

「仲間と炭火を囲んで食べるジビエは、これからの季節に特におすすめです」。

自家製ハムで3種類のジビエの食べ比べ

すべてコース料理(5,000円〜8,000円・税抜)での提供となるのですが、まずはジビエを使った自家製ハムをいただきました。

自家製ハムは(左から)猪、蝦夷鹿、本日のとっておきジビエの3種類。時期により捕獲地域、性別などを厳選したジビエを、低温調理で火入れをしてしっとりとした自家製ハムに仕上げます。どれも脂ののりぐあい、肉質、風味が異なり、食べ比べにはもってこいの一品です。

「自家製ハムは、素材の持ち味をシンプルに楽しんでいただけるように仕上げています」。

そのほか、新鮮な馬刺し(写真・右)がいただけます。

囲炉裏の炭火でいただくジビエのすき焼き

続いて、陶板鍋でいただくすき焼きを。こちらには猪や穴熊など、その時期に最適のジビエを使用。キノコとネギのシンプルな具材と特製の割り下で、すき煮にします。

まずそのままいただくと、なんともクリーミーで香り豊かな脂が口に広がり、至福のひとときでした。

通常のすき焼きと同じように玉子を付けていただくと、なめらかさと旨味が一段とアップ。シメのうどんも格別の美味しさです。

「ほかにも、蝦夷鹿や本州鹿、キジ、ウズラなどを囲炉裏で焼く『焼きもの』や、『ボタン鍋』、『キジの水炊き』など、季節によってさまざまなジビエを楽しんでいただけますよ」。

地下のワインセラーには、ジビエと一緒にいただきたい厳選ワインがずらり。

「野生的な香りの赤や、キリっと冷えた辛口の白、自然派ワインのオレンジなど、どれもジビエにぴったり」とおすすめも教えていただきました。

この季節、仲間と一緒に囲炉裏を囲み、ジビエとワインで極上の時間を過ごしてみませんか?

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