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中華料理出身のシェフが鹿肉料理を看板に展開 「鹿肉料理専門店 Buttocks(バトックス)」

大阪 シカ ダイニングバー
2019.12.23

にぎやかな大阪・ミナミの日本橋エリアへ。路地裏にあるビルの1階を進むと、鹿の角をあしらった看板が目に入ります。そんな、隠れ家的なロケーションも気になる「鹿肉料理専門店 Buttocks」が、今回紹介するお店です。

入口の脇には、「高タンパク・低カロリー」など鹿肉の魅力が書かれた看板が。どんなメニューに出合えるのか楽しみです。

中華料理店での修業を経て、大好きな鹿肉の専門店をオープン

オープンは約3年前。意外なことにも、オーナーシェフの花尻全弘さんが経験を積んだ店は…。

「10年間、大阪の中華料理店で働いていたんですが、もともと肉料理が大好きで。仕事で鹿肉を扱うことはありませんでしたが、個人的に調達してローストしたり、カツにしていました」と教えてくれました。

肉料理が好きだけれど、脂の部分が苦手だったという花尻さん。

「鹿肉は、肉の味がしっかり広がるのに、さっぱりと食べられるのが魅力です」。

店のオープンに際して、三重県の処理施設から鹿肉のさまざまな部位を仕入れてメニューを開発。ログハウスをイメ―ジした空間で、定番のローストに加えて、中華料理出身だからこそのアレンジメニューにも期待が高まります。

人気メニューの鹿パンは、バジルの香りがふわりと漂う

さっそく、メニュー表に並ぶ鹿肉メニューから、おすすめの3品をご用意していただくことに。

最初に、定番人気の「鹿肉のロースト」(1,480円・税抜)に使う鹿肉を見せていただきました。

塩、胡椒をしてフライパンで回りに焼き色を付けてからオーブンに移し低温でじっくり火入れします。

そうすることでやわらかく仕上がった鹿肉を薄めにスライス。たっぷりのサラダや、ゲランドの塩、黒胡椒、ポルチーニ入りのクリームチーズ、ニンニク風味の醤油が添えられ、いろいろな組み合わせで鹿肉を味わうことができます。

ニンニク風味の醤油で味わうと、鹿肉の旨味がいっそう引き立って美味!

次にご用意いただいたのは「鹿パン」(980円・税抜)。厚切りにしたバゲットの上に鹿肉をのせ、バジルソースのかかった一品。

バゲットの上に焼いた鹿肉をのせて、その面を下にして再度オーブンで加熱しているそう。この日はロース肉を使用していました。

頬張ると、バジルのさわやかな香りとしっとりとやわらかな鹿肉が相性ぴったりで、人気メニューというのにも納得です。機会があれば、イベントでの提供も考えているのがこの「鹿パン」だそう。

鹿肉で出汁をとった特製ラーメンで〆る

3品目は、花尻シェフの経歴を物語るような「鹿塩ラーメン」(780円・税抜)が登場。もともと鹿肉入りのチゲラーメンのみを提供していたところ、お客さまより辛くないラーメンの要望があったことから生まれたばかりの新メニューです。

鹿のスジ肉でとったスープは、力強さを感じる味わい。最後にニンニクやタカノツメを加えるため食欲をそそります。

しっとり感が際立った「鹿肉のロースト」や「鹿パン」とはまた違った、程よい噛み応えの鹿肉が印象に残ります。

中華テイストのメニューには、ほかにも酢豚の豚を鹿に置き換えた「スジカ」やチャーハンに鹿肉を使った「鹿ライス」がラインナップ。30~50代の男性客が多い理由かも。ここで初めて鹿肉を味わったお客さんからは「想像していたよりもおいしい!」「クセがなくてやわらかかった」という感想が届くそう。

1階は肩肘張らない雰囲気のカウンター席、2階はまるでリビングのようにゆったりとくつろげるテーブル席。貸し切りして、いろいろな鹿肉料理と一緒に、4種をそろえるクラフトビールやワインを楽しみませんか?

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