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お肉1枚からオーダーOKのスタンディング焼肉店「一枚焼肉 ソーセージ にくひろ」兵庫県神戸市中央区

兵庫県 居酒屋 焼肉・ロースト ソーセージ 創作料理 シカ イノシシ
2020.03.31

兵庫・神戸で最もにぎわいのあるエリア、三宮駅界隈の飲食店などがひしめく路地裏へ。2018年にオープンした「一枚焼肉 ソーセージ にくひろ」は、その屋号の通りお肉一枚からオーダーできるのがコンセプト。

1人でぶらりと立ち寄って焼肉を満喫するのにぴったりです。

地下へと続く階段を降りると、キッチンをぐるりと囲むカウンターにロースターが設置された店内へと到着します。ロースターは、1~3名で使うのが程よいサイズ感。

ショーケースには鹿や猪を中心とした、さまざまなジビエが陳列。日本の各地から雉や真鴨、山羊肉などを随時仕入れていいて、なかには希少なものもあるので、その日ごとの出合いもお楽しみ。

ジビエメニューの人気が高まり「ジビエ会」を立ち上げ

「もともと、ジビエをメインに開店したわけではないのですが、鹿、猪をはじめとした
ジビエメニューの人気が高まり、ジビエメニューをどんどん充実させていきました」と教えてくれたのは、店長の筒井大輔さん。

「ジビエ会」というグループを作って、LINEやInstagramといったSNSで食材などの情報を発信しています。今、毎月100人ほど会員が増えていて3月の時点でおよそ500人以上が登録しているそう!

「私自身、ホテルのフレンチ出身ということもあって肉をさばくのは慣れていますが、うちのスタッフも肉全般が得意で、わな猟免許を取得しています。昨年は、愛媛県であった狩猟体験にも赴いていました。今後、うちの『ジビエ会』で参加者を募って狩猟に触れられる機会が作れたら…と考えているところです」。

いろいろな部位が味わえるお得な盛り合わせがイチオシ

ジビエを中心とした豊富なメニューから、大人気の「10種盛り」(1,380円・税抜)をご用意いただきました。

長萩和牛や中落ちカルビ、鴨などと共に、写真右上のあたりにあるのが鹿肉や猪肉。

大ぶりの猪肉をさっそくロースターで焼き、好みの焼き加減で仕上げます。

タレは、左からネギ塩レモンダレ、ポン酢、淡路玉ネギとリンゴのフルーツタレ、自家製醤油ダレの4種類。猪の力強い味わいに、淡路玉ネギとリンゴのフルーツタレの甘味がしっかりとマッチ。卓上には岩塩やコチュジャンなどがあるので、いろいろな組み合わせを試すことができます。

次にご用意いただいたのは、「鹿肉3種盛り」(1,280円・税抜)。

鹿の角を添えての登場がインパクト大。

蝦夷鹿のヘレ、もも、ロースの3種類を少しずつ味わえるので、部位ごとの食感や味わいをじっくりと食べ比べ。さっぱりとしたヘレ、弾力が魅力のもも、やわらかなロース…とそれぞれの食感や味わいに合わせて、こちらもさまざまなタレや薬味でアレンジを満喫できます。

季節によって脂ののり具合も変わるため、そのときどきの鹿肉を楽しみましょう。

さらに、おもしろいメニューがありますよ、と登場したのが「ダチョウのだし巻き」980円(税抜)。初めて見るダチョウの卵に驚くばかり!

厚みがあるので割るのにもコツがいるそう。「一つで鶏卵25個分のボリュームなんです。卵1つで、だし巻き8皿分が作れるんですよ」とのこと。さっそく誰かに話したくなること請け合いです。出汁をたっぷりと含んだしっとりとしただし巻きは、焼肉の合間にもぴったり。

珍しいメニューがそろうからこそ、カウンター越しのスタッフとの会話や隣のお客さんとのコミュニケーションが生まれ、ワイワイとにぎやかな雰囲気が店内にあふれていました。「ちょっとずつ食べたい」気分の時に、気軽に立ち寄りたい一軒です。

  • ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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