モーニングビュッフェで蝦夷鹿グルメ! センチュリーロイヤルホテル 「ユーヨーテラス サッポロ」北海道札幌市
北海道のJR札幌駅から徒歩2分。駅地下直結の「センチュリーロイヤルホテル」は、開業1973年、名実共に北海道の中心に位置し、道民にも長く親しまれている老舗ホテルです。
老舗ホテルの味を朝食で気軽に
23階建ての館内には、レストランや日本料理店など北海道グルメを味わえる店が軒を連ねています。今回は、そのなかでも気軽に朝食が楽しめるビュッフェスタイルの「ユーヨーテラス サッポロ」(以下、ユーヨーテラス)で味わうことができる蝦夷鹿料理を紹介します。
本館2階の開放的な空間で、朝6時半から11時まで(現在は、新型コロナウイルス感染症防止対策の一環で10時まで)のモーニングを提供している「ユーヨーテラス」 。宿泊客はもちろん、食事だけでの利用も可能です。
ビュッフェは大人気のチーズや、新鮮な海鮮から蝦夷鹿まで、幅広い北海道ならではのグルメが一堂に会し、どの料理もクオリティの高さが評判です。
特に、野菜中心のヘルシーでバラエティ豊かなナチュラルモーニングはたいへん人気です。その中で蝦夷鹿料理は、3種類を日替わりで提供しています。
シェフこだわりの、親しみやすいジビエ料理
厨房で腕を振るうのは板垣副調理長です。札幌の有名ホテルのシェフを歴任し経験を積んできた、おもてなしのベテランが作る料理は、いつも食べる人のことを第一に考えられています。
「蝦夷鹿肉は健康にもよく、ご飯のおかずにもぴったりです。お子様から大人まで幅広い世代に食べていただきたいですね」と板垣副調理長。
調理法には和テイストを取り入れ、食べやすさと親しみやすさにこだわっているそうです。
今回紹介する蝦夷鹿料理の一品目は、「北海道産エゾシカ肉の生姜焼き」です。ソテーした蝦夷鹿肉に、シェフ特製のタレと多めの生姜を絡めます。仕上げにコールスローサラダを添えて完成。生姜の程よい香りと鹿肉のジューシーな味わいが食欲をそそります。
「栄養・健康面にも気を配っています。鹿肉は高タンパクで、鉄分も豊富。そこに生姜を合わせることで、生姜に含まれるショウガオールとジンゲロールという成分が、血流をよくし、代謝を上げ免疫力を高めてくれるのです」
二品目は、煮込み料理が得意なシェフ自慢の一品「北海道産エゾシカ肉の肉じゃが」です。蝦夷鹿肉を炒め、玉ネギ、ニンジン、ジャガイモを入れ、出汁でコトコト煮込みます。そこからさらに1日寝かせるのがポイント。鹿肉、野菜、出汁の旨味がそれぞれにじっくりと染みわたり、いっそう美味しく仕上がっています。鹿肉のワイルドでパンチのある風味が、優しい家庭料理の肉じゃがをレストランの味わいへと引き上げてくれています。
三品目は「北海道産エゾシカ肉のジンギスカン」です。秘伝のタレに丸一日漬け込んだ鹿肉を焼き、ソテーした玉ネギ、ニンジンやキャベツなどの野菜の上に盛り付けます。旨味を凝縮した鹿肉のジンギスカンは、濃厚なのにさっぱり、よりフルーティな味わいです。
食後のデザートには、選ぶのが迷ってしまうような色鮮やかな美味しいスイーツをどうぞ。
2021年10月の1か月間は「知床・ねむろグルメフェア」と銘打って、本館最上階にある、北海道唯一の回転フロアを備えた「スカイレストランロンド」や「日本料理 北乃路」でも根室産蝦夷鹿を用いた限定料理を、ランチ・ディナーコースの一品として提供しています。10月に北海道を訪れるジビエファンは、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?
センチュリーロイヤルホテル 「ユーヨーテラス サッポロ」
- 住所:北海道札幌市中央区北5条西5丁目2番地
- TEL:011-221-3002
- 営業時間:6:30~10:00
- 定休日:不定休
- ※予約は不可
- ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
- 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。