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話題のカレー屋が本気で本物のジビエを提案!「チーズとジビエ カレービストロ 咖哩(カレー)なる一族」

ビストロ 東京
2019.01.11

「ジビエ料理がうまいと評判の、ちょっとユニークなお店があるんですよ」。当サイトの制作スタッフから、そんな耳寄り情報をもらった私たち記者チーム。「なんでも、昼はカレー専門店で、夜はジビエ料理とチーズを味わえるビストロらしいですよ」。え? カレーとジビエ? 気になる…、その組み合わせ!ということで、やってきたのは東京・西新宿。新宿駅西口から徒歩5分のグルメエリアに、そのお店はありました。「チーズとジビエ カレービストロ 咖哩なる一族」。インパクトのある店名に、期待が膨らみます。

昼は絶品カレー店、夜はジビエ&チーズの本格ビストロ

店内は木造りのおしゃれな空間。ディナータイムには、キャンドルの光がテーブルを美しく照らし、ムードたっぷり。7席のカウンター席と6部屋の個室席で構成され、こじんまりとした落ち着いたスペースです。

ランチタイムは、甘みの強い淡路島玉ネギをたっぷり使った「淡路島カレー」(単品ハーフ400円~、レギュラー750円~、ランチセット1,000円ほか・すべて税込)が看板メニューですが、ディナータイムにはジビエ料理を中心とした各種アラカルト(580円~・税抜)とコース料理(3,980円~・税抜)、チーズの3種盛り合わせ(1,480円・税抜)を提供。ワインやカクテルなどドリンクのラインナップも豊富で、かなり本格的なビストロです。

ワインによく合う、ボリューム満点ジビエ料理

この日は3品のジビエ料理をいただきました。まずは「猪のパテ ド カンパーニュ」(980円・税抜)。

リーズナブルですが、ボリュームあるひと皿です。肉は、猪肉と豚肉を5:5の割合で使用。合わせて使うことでジビエ初心者も食べやすいのが魅力です。木の実を食べて生きる猪をイメージし、数種類のナッツもたっぷり。風味豊かで、カリカリとした食感も楽しめるのが印象的。猪肉の濃厚な旨味と、豚肉のコクがバランスよく合わさり、ゆっくり味わいたくなるおいしさです。

2品目は「蝦夷鹿のグリル」(2,380円・税抜)。

まず驚いたのはその大きさ!大胆な厚みの蝦夷鹿肉を丁寧に焼き、塩とコショウでシンプルに味付け。口に入れると、最初に鹿の赤身肉ならではのあっさりとした旨味が広がり、あとから肉の甘味がじ~んわり。ローストされた付け合わせの玉ネギや紫カリフラワーも甘味を感じるさっぱりとした味わいで、ボリュームある肉料理の口直しにぴったり♪

トリの3品目は、北海道産のヒグマを使ったメニューをいただきました。「プラムと煮込んだベアシチュー」(2,980円・税抜)。

メニュー名は“シチュー”ですが、正式にはバルサミコ酢を使った「アグロドルチェ」というイタリア料理で、日本でいうところの“甘酢煮”です。ヒグマのモモ肉を、玉ネギ・ニンジン・セロリなどと一緒に1時間半程度下煮をし、肉の脂をとってから、赤ワイン、プラムやレーズンなどを加えて煮込んでいます。まずはひと口。ほろりとほどけるように柔らかい肉は、熊ならではの野性味を残しつつも、シチューに野菜やプラム、レーズンなどのまろやかな甘味と肉の旨味がギュッと凝縮されていて、後を引くおいしさ! フェンネルシードとディルシードがさわやかさをプラス。これは、ワインが進むはず!

「西新宿で気軽に本格ジビエ料理を」の思い

シェフの見崎氏はこれまで、フランス料理やスペイン料理のビストロで腕を磨いてきた実力派。「うちは“カジュアルジビエ”の店なので、食べやすさを意識して調理しています。ハンバーグやシチュー、カツレツ、グラタンなど、多くの人々になじみある料理に仕立てて、わかりやすいおいしさで提供したり…」。

店長の太田氏も「ジビエ料理は一般的に価格が高めですが、うちは若いお客様にも気軽にジビエを楽しんでもらえるように価格を設定しています」と語ります。「西新宿にはジビエ料理のお店があまりないんですよ。だからこの地で、ジビエのおいしさを発信していきたいですね。おいしくて健康にもよい食文化を伝えるのが、僕らの役割だと思っています」。たくさんのオフィスワーカーや学生、観光客たちが集う町・西新宿。体と心に優しいジビエ料理で、お店に来る人々を癒したい…、そんな気遣いをたっぷり感じられるお店でした。