山麓の春の訪れを五味で味わう「春の狩猟肉(ジビエ)ディナー」山梨県南都留郡富士河口湖町

日本初のグランピングリゾート「星のや富士」で、屋外ダイニングでダッチオーブンを使った食事「春の狩猟肉ディナー」が、2019年3月16日～6月15日に提供されます。

こちらのディナーはジビエの「鹿肉」と「猪肉」をメイン食材として使用し、季節ごとの特徴を生かした体験型のコース料理。春は、野趣あふれる鹿肉を旬の筍で包み、山椒の塩釜で焼き上げる「鹿と筍の山椒塩釜」など全五品を味わうことができます。

星のや富士では、一流の腕をもつ地元猟師から取り扱い方を学ぶことで、質の高いジビエを提供。その背景には、鹿・猪の急激な増加による農業・林業への被害が全国的に深刻で、山梨県でも頭数を抑える対策として、鹿・猪の捕獲や消費を促しているという事情があります。

星のや富士では、ジビエの新たな料理法や美味しさを提案することで、さらなる普及を促進し、地域に貢献したいという思いから料理開発を行っています。

春の狩猟肉ディナー3つの特徴

１．山麓の春の訪れを五味で感じる

春の狩猟肉(ジビエ)ディナーは、コース全体を通して山麓の春の訪れを五味（辛味・苦味・甘味・塩味・酸味）で感じることをテーマにしています。鹿や猪が住む春の山麓では、山菜や春野菜などが芽を出します。ほろ苦くも繊細な味わいを持つ山菜や春野菜と野趣あふれるジビエの組み合わせを楽しむことができるのが魅力です。また、春に咲く「桜」を連想させる桜肉や桜鱒も食材として使用しています。

２．春の狩猟肉

春の鹿や猪は、春山に芽を出す青草や笹などを主な餌とするため、初夏に向けて味わいが豊かになりはじめることが特徴です。

狩猟解禁となる秋から冬がトップシーズンのため、春のジビエは貴重ですが、星のや富士では、春の時期も変わらず楽しむことができます。その理由は、地域の猟師により個体数調整を目的として管理捕獲され、一定量のジビエが提供できるためです。

３．春の森の快適な空間でグランピングマスターと作る料理

こちらのディナーは、アウトドアをラグジュアリーに感じる空間で食事を楽しんでほしいとの思いから、屋外ダイニング「フォレストキッチン」で提供。フォレストキッチンは、標高約900mに位置し、高い木々に囲まれた森の中にあります。春の森は、緑が増え始め、気候も過ごしやすく快適。料理は、ダッチオーブンを使い食材の火入れから盛りつけまで自身で自由に行うことができます。おいしく仕上がる調理方法を熟知したグランピングマスターのサポートがあるため、アウトドア料理初心者でも安心です。