コスパ抜群の駅前イタリアンで地元の絶品ジビエを! 「伊太利食房 ZenZero 名駅店(いたりーしょくぼう ぜんぜろ めいえきてん)」
多くの会社員や学生、観光客が行き交う愛知県の玄関口、名古屋駅。そこから徒歩3分の場所にあるのが「伊太利食房 ZenZero 名駅店」です。
繁華街のにぎわいを感じながらビルの階段を2階へ上ると、重厚感のある扉が現れます。
広々とした空間が広がる店内には、約120のテーブル席のほか、店の奥には完全個室となるパーティスペースも完備。会社の歓送迎会や、結婚式の二次会などの会場としても人気です。
16時までオーダーできるリーズナブルなランチや、全ドリンクが半額になるハッピーアワー(17〜19時)などが、名古屋駅エリアで働く人々の強い見方になっています。
愛知県のジビエ王国、設楽町の鹿をオリジナルソースでいただく
こちらの店でジビエを提供するようになったのは、2018年の秋から。きっかけは、ジビエの解体処理施設を有する「奥三河高原ジビエの森」との出会いです。
実際にジビエのサンプルを取り寄せ、驚いたという店長の高取 敬太さん。
「これまで私が知っていたジビエとは、まったく異なるものだったんです。肉の下処理から管理が徹底されており、とにかく赤身の色がすばらしかった」
その後、「奥三河高原ジビエの森」の職員の方々と協力し、処理方法や安全性の確認、試食会の開催などを経て、グランドメニューにジビエが登場することとなりました。
高取さんイチ押しのメニューは「鹿フィレ肉のロースト バルサミコ醤油ソース」(1,600円・税込)。
最初にキメの細かいヒレ肉をフライパンで両面しっかりと焼き、旨味を中に閉じ込めます。
途中、肉の弾力をこまめに確かめながら焼き進め、その後オーブンと余熱を利用して中までじっくりと火入れをすることで、しっとりやわらかな仕上がりに。
きれいなロゼ色に焼き上げたヒレ肉に、イタリア産バルサミコソースと醤油、タマネギの甘味を生かしたオリジナルソースを添えて完成です。
肉質は上品でとてもやわらかく、ジューシーな味わい。店オリジナルのバルサミコ醤油ソースでいただくと、やさしい甘さと酸味が、滋味あふれるヒレの味わいを最大限に生かしてくれます。
燻製の香りと弾力のあるモモ肉はワインにピッタリ!
「赤ワインやビールとの相性がバツグンです」と高取さんが話すのは、「鹿モモ肉の燻製グリル、わさびバター添え」(1,400円・税込)です。
弾力のあるモモ肉を店内で軽く燻製にしてから、グリルプレートで焼き上げていきます。燻製の香りが鹿肉の旨味を引き立たせる一品。
ワサビを効かせたバターを、たっぷりと付けていただくのがおすすめ。野性味あふれるモモ肉と燻製の香り、ピリッと刺激的なバターのコクが合わさり、思わず笑みがこぼれるおいしさです。
ジビエのほかにも、全国の農家から直接仕入れる新鮮な野菜、伊勢湾で水揚げされた新鮮な魚介など、旬の食材を使用したメニューが豊富にそろいます。
ビールや焼酎、ワインやカクテルのほか、イタリアで樽詰めされたフリッツァンテ(微発泡スパークリングワイン)も人気。ぜひ、ジビエとのコーディネートをお楽しみください。
伊太利食房 ZenZero 名駅店
- 住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-10-22 琥珀ビル2F
- TEL:052-565-0001
- 営業時間:11:30~24:00 (LO 23:00)※ランチは11:30~16:00
- 定休日:なし
- ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
- 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。