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地元の人々のアイデアで誕生したジビエバーガー 「道の駅 奥伊勢おおだい まごころ屋台」三重県多気郡大台町

三重県 道の駅 ハンバーガー シカ ランチ
2019.10.31

日本有数の清流として知られる宮川。その源流域から中流域に広がる三重県大台町にあるのが、今回ご紹介する「道の駅 奥伊勢おおだい まごころ屋台」です。

豊かな自然に囲まれた道の駅は、南三重や紀州方面の玄関口として、また奥伊勢地域の方々の生活の拠点として、大勢の人が利用します。

館内の売店では、地元で採れた新鮮な野菜や果物、原木椎茸などのほか、宮川で育まれた鮎や地酒など、さまざまな特産品を販売。

なかでも、大台町特産の「大台茶」は全国の品評会においても、たびたび入選する自慢の一品です。

駐車場に面した「まごころ屋台」では、地元の美味しい牛乳を使ったソフトクリームや、コロッケなどの軽食が気軽にいただけます。

地元の人のアイデアで生まれた絶品バーガー

こちらで人気のメニューが、2011年から販売されている「おいしかバーガー」(540円・税込)です。
「以前から、鹿や猪の冷凍肉は販売していましたが、地元でも鳥獣による農作物の被害が広がっていたため、ジビエの商品化拡大に向けてスタッフでアイデアを出し合ったんです」とは、駅長の濵井幸太郎さん(写真上・左)。

そこで開催したのが、道の駅主催の「鹿肉料理コンテスト」。地元の方々からオリジナルレシピを募集し、優勝したメニューをブラッシュアップしたのが、この「おいしかバーガー」なのです。

パテには、地元産の鹿肉と豚肉のミンチを使用。特産品の大台茶をたっぷり練りこんだバンズは、ふわふわの食感が特徴です。他にも、地元産のワサビの葉茎の醤油漬けとマヨネーズを使用したソースなど、地元愛たっぷり!

まず包み紙を開けると、お茶の豊かな香りが鼻先をくすぐります。ひと口食べると、鹿肉の旨味にワサビがいいアクセントになっていて、やみつきになるおいしさ! 2016年に開催された「道-1グランプリ」で入賞するのも納得です。

この包み紙にプリントされている絵は、発売当時に地元の小学生たちに描いてもらったもの。じっくりと見ると一つひとつがとってもかわいいので、ぜひチェックしてください♪

「とれたて農産物・特産品のコーナー」では、実際に「おいしかバーガー」に使われている生わさび(800~2,000円程度・税込)を発見。

また「おいしかバーガー」のバンズに練りこまれているのが、こちらの「粉末 緑茶」(500円・税込)。大台茶を粉末にしたもので、茶葉の栄養を丸ごと摂取できます。アイスでもホットでも楽しめるので、お土産にもおすすめです。

心まで満たしてくれる手作り弁当も人気です

道の駅 奥伊勢おおだいの駅長の濵井さんに、バーガー以外のおすすめを尋ねてみると、「まごころ食堂」の「本日の駅弁」(740円・税込)とのこと。

「地元で採れた旬の野菜をたっぷり使ったお惣菜が、どれもほっとする味わい。全て日替わりなので、毎日食べても飽きませんよ!」。

今度の休日、美味しい空気と美味しいジビエ料理を求めてドライブに出かけませんか? きっと、地元の人の優しい笑顔が出迎えてくれるはず。

  • ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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