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バラエティに富んだ肉を焼肉や鍋で食べ比べ 「獣焼肉・房総ジビエ猪鍋 房総獣肉センター」

居酒屋 千葉 シカ イノシシ
2019.11.26

京成千原線千葉中央駅、千葉都市モノレール葭川公園駅からなら徒歩5分、JR千葉駅東口からだと徒歩10分と、3路線からアクセスできる「房総獣肉センター」。その名のとおり、千葉県房総産のジビエを中心としたジビエの専門店です。

「房総ジビエ」の旗と赤い字で大きく書かれた「獣出没注意!」の看板を目印に、いざ暖簾をくぐります。

ビビットな赤い壁面が目を引く店内には、テーブル席が7卓と掘りごたつ席が2卓あり、最大40名まで収容できます。ジビエ目的での利用はもちろん、宴会コースもあるので、飲み会にも便利。

また、猪の頭部の骨や猟師さんが使う背負子が飾られていたり、提供しているジビエの豆知識が書かれていたりと、注文前からジビエへの期待が高まる空間になっています。

そんな房総獣肉センターで出迎えてくれたのが、店長の森村幸司さん。居酒屋や焼き肉・ホルモン店での勤務経験のほか、自動車の販売や整備といった異業種のキャリアもあるそう。

「飲食業はあれこれやっていましたが、ジビエを扱ったことはなかったので、スタッフと一緒にいろいろと勉強しました」

この店が“ジビエの専門店”としてスタートを切ったのは、2017年6月。

オープン前には社長が自ら、オープン後には森村さんとキッチンのスタッフが千葉県君津市にある精肉加工所を訪問し、解体工場や検査器具などを視察してきたそうです。

「自分の目で見ておかないと、お客様に説明できないですからね」

視察後は、自分たちが提供しているジビエが、清潔な環境できちんとした手順を踏み、しっかりと検査した安全なものであると、自分の経験談としてお客様に話せるようになっているそう。

そして3年目となる現在、「宴会するなら変わったものを食べたい」といったグループ客から、「いろんなジビエを食べたい」といったジビエ好きの方まで訪れるとのこと。

地元千葉県の「房総ジビエ」を焼肉で楽しむ

近年、千葉県では県内で捕獲した野生の猪や鹿を「房総ジビエ」としてブランド化し、積極的にPR活動を行っていますが、この店でももちろんその房総ジビエを味わうことができます。

「猪カルビ」890円、「猪ロース」980円、「猪もも」780円(以上すべて税抜)。塩胡椒と合わせ油で下味が付けられた状態で運ばれてきました。

添えられているのは塩、タレ、そして意外な存在、辛子です。

「ジビエメインで店を始めるとなった時に、どの肉をどう調理すればいいか、合う調味料は何か、スタッフみんなであれこれ試してみたんです」

焼くだけの料理だから肉そのものの真価が問われる

ロースターで焼いた猪のカルビから実食すると、ぷりっとした脂身から口の中いっぱいに甘味が溶け出し、それでいてしつこくなく、一度食べたらやみつきになる味です。

逆にモモ肉は、ふっくらとやわらかな肉質で、噛む度に肉の旨味が感じられます。塩、タレで食べてももちろん美味しいのですが、辛子の辛味が肉の味との相性がよく、うれしい発見をした気分に。

そして最後にロース。これはカルビとモモのいいとこどりといった印象で、脂の美味しさと肉のやわらかさや旨味を併せ持ち、最も食べやすい、万人に好まれる味でしょう。

焼き方を教えてくれるから美味しく、安心して食べられる

また、この店では君津産の猪をはじめ、鹿、鴨、ウズラといったジビエのほか、ラクダやカエル、カンガルーやシャモなど、多彩な肉を食べ比べることができます。

ジビエ以外のメニューでリピーター率の高いメニューが、「ワニタン」820円(税抜)。焼いて、レモンを絞るか、レモン塩でいただきます。

「すごく脂がのっているんです」と森村さんが言うとおり、プリプリとした食感の後でとろけるような脂の甘さが広がります。

「ワニタンはこまめに肉を返すと丸まらないですよ。それに返す時に脂が落ちるので、さっぱりします」と森村さん。この店では各テーブルにロースターがあり、お客様自身が焼くので、上手な焼き方や焼き加減をできる限り、アドバイスしているそう。

「寒くなってくると、猪のしゃぶしゃぶ鍋も人気ですよ」と森村さん。

当然のことながら日によって入荷がない場合もあるので、食べたい肉がある場合は、なるべく来店前に電話そして確かめたほうが確実。特にワニタンは現在、入荷待ちになっているとのこと。取材を終えてすぐに「次は何を食べてみようか…?」と楽しみになったお店でした。

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