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“渋谷奥”で見つけたイタリアンの名店「Osteria Arco(オステリア アルコ)」東京都渋谷区神山町

東京都 イタリアン 焼肉・ロースト シカ ランチ
2018.07.03

大人も楽しめるおしゃれエリアとして話題の“オクシブ”。その中にたたずむ「Osteria Arco(オステリアアルコ)」は、本格的な北イタリア料理が楽しめる店として食通の間で定評がありますが、ジビエも扱っているという噂を聞きつけ、早速お店に直行しました!

メニューに書かれていない“究極”のジビエ料理とは?

渋谷駅・代々木公園駅から各8分。店内は、白と茶色を基調としたモダンな空間で、明るすぎないライトが落ち着いた雰囲気。ジビエ取材で来店したのにメニューにその記載はなく、ちょっと不安がよぎります…。

オーナーシェフの岡田圭介さんに尋ねると、取り扱っているのは、京都・丹波地区のジビエとのこと。狩猟歴15年以上、食肉処理まで行う岡田氏は、その経験から捕獲時期や雄雌によって異なる肉の味を熟知していて、自身が望む条件で入手できる時のみ、業者から買い付けているそう。業者との信頼関係あってこそ、入手可能な最高食材。ジビエ料理がメニューに書かれていなかったのは、そういう理由だったのですね。

冬鹿を超える!?岡田シェフが引き出す夏鹿の魅力

最初にいただいたのは、前菜におすすめの「鹿のサラダ」(2,600円)。鹿肉のローストは、特有の歯ごたえを感じることのできる大きさにカット。味付けはニンニクと塩・コショウのみで、まぶしたフォンティーナチーズが程よい塩気をプラスしています。夏鹿は初体験でしたが、冬鹿とはエサが異なるため、まったくの別物! さわやかでキレのある味はまさに“期待の赤身肉”と言えるほどの衝撃でした。バルサミコソースの酸味も◎!

メニューには「宮崎産」「ピエモンテ産」といった産地名が多く登場します。そのこだわりを尋ねると、「産地というよりは生産者にこだわっているんです。実際に会って、自分の目で見て味見して、すべては自分で納得してから。どんなに調理人の腕が良くても、素材が二流では人を感動させる味は生まれません」。お店のホームページにも、農家や生産者への思い、そして食材を愛しむシェフの心が表現されていました。

2品目は「鹿の香草パン粉焼き」(3,800円)。パン粉でコーティングしてから焼き上げるため、旨みがギュッと閉じ込められ、サクサクの食感と共に口の中に広がります。添えられた粒マスタードにもひと工夫。レモンと刻みパセリが加わり、さわやかな夏の一皿を演出しています。

モットーは“イタリア人も認める本物の味”

ひとつひとつの食材を生かし、意外な組み合わせで食通をもうならせるメニューを生み出す岡田シェフ。根底にあるのは、素材の味を大切にするという“イタリア料理の基本”。多くのイタリアンレストランでは、日本人の舌に合った味にアレンジするなどイタリア色が薄れがちな中、「Osteria Arco」ではイタリア人にも自信をもって出せる料理を常に心がけているそう。

ラストは、店自慢の一品「サマートリュフのタヤリン」(3,200円)。タヤリンとは、卵黄を使って作った細麺タイプのロングパスタで、日本そばのような素朴な食感と濃厚な風味が特徴。パスタマシーンは使わず、包丁でカットした自家製麺のため、表面の凹凸にバターのシンプルソースがしみ込み、ふんだんにのったトリュフにぴったりマッチ。週3ペースでイタ飯屋へ通うパスタ好きの記者も、こちらのおいしさには脱帽でした。

渋谷であることを忘れてしまいそうなインテリア空間で、最高の食材、最高の料理、最高のサービスを味わってみませんか?

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