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週末限定でジビエ料理を提供。動物園のレストランへ「カフェ ラソンブレ」福岡県福岡市

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2020.03.02

福岡県福岡市の「福岡市動物園」は1953年のオープン以来、多くの人々に愛されてきた街のオアシスです。

リニューアルが進む福岡のオアシス

2006年からは「動物と人に優しい動植物園」を目指し、20年計画でリニューアル工事が進行中。2018年10月20日には、エントランスを含む新たな施設が披露され、地元でも話題を呼びました。

迫力ある骨格標本を展示するのは、券売所を兼ねた「動物情報館ZooLobo(ズーラボ)」。動物園には珍しい体験型デジタルコンテンツが導入され、動物たちのさまざまなトリビアが楽しく学べます。

現在、約110種が暮らす同園では、今後福岡の気候特性に適した動物を迎えていく方針。「例えば熱帯地方の動物なら、北国よりも九州の方が住みやすいですよね。私たちが目指すのは、そんなふうに人と動物の環境が調和した動物園づくりです」と同園広報の方が教えてくださいました。

最近は愛嬌たっぷりのコツメカワウソが大人気。

紐をくわえて体を高速回転させる大技、「ダイナミックトルネード」で来園者を喜ばせています。

さて、同じく2018年10月20日に同園内にデビューしたのが「カフェ ラソンブレ」。有名テーマパークやホテルなどを歴任した人物が監修を務めるカフェレストランです。

動物園の飲食施設というと簡素な屋台を連想しますが、こちらのモダン&スタイリッシュな店舗デザインには驚かされました。

サファリの平原を模したフロアを始め、隅々までしっかりコンセプトが練られていることがわかります。

特筆すべきは、金・土・日曜と祝日のみ提供している特別メニュー。田川市の加工処理場から届く、良質な県産ジビエを素材にしたものです。

写真は「ジビエプレート」(1,800円・税込)で、鹿肉ハンバーグと猪カツの豪華なペア!ハンバーグは肉々しい凝縮感がありながら、脂が少ないので後味さっぱり。かすかに草の香りがするのも鹿らしい特徴です。カリッとした衣が包む猪肉も、十分な厚みと歯応えを楽しませてくれます。なおハンバーグは猪肉も選択可。

もう1品は、じんわりスパイシーな「ジビエカレー」(1,200円・税込)。ホロホロに煮込んだ鹿肉のエキスがビターな大人味のルゥに溶け込み、独特の甘味やコクを与えています。

動物園でジビエ料理を食べる意味

動物園とジビエを結び付けた「ラソンブレ」。そのユニークな方針について、同店の経営元である株式会社AQUAの馬場康平さんにうかがいました。

「“地産地消”を尊重する当社にとって、ジビエはそのテーマにかなった理想の食材ですから、最初からどんどん使っていこうと決めていました。この店の料理が生命の循環や大切さ、それに鳥獣被害に目を向けるきっかけになればうれしいですね。動物園で食事をすることには、そんな教育的・社会的な意味もあると思うんです」。

実は同社は、全国の動物園や水族館用向け商品(ぬいぐるみやグッズなど)の開発・販売も手がけているメーカー。だからこそ動物園に深い思い入れやこだわりを持ち、積み重ねたノウハウを存分に生かせるのでしょう。

さらに紹介したいのがこちら、「ジビエバーガー」(鹿 or 猪。1,050円・税込)。今回は猪をチョイスしました。店内で手ごねして注文後に焼くパテはボリューム満点!スパイスが控えめなので、猪の脂の甘味や濃厚な旨さが際立っています。

食後は、隣接のショップ「プチモンド」へ。上手にデフォルメされたぬいぐるみが実にキュート♡ 動物園・水族館ごとの個性に合った商品企画を行なっているそうです。

他にも地場の食品メーカーや、国内外アーティストとのコラボにも精力的な同社。いろんなアプローチで地域の輝きを発信する姿勢に頭が下がります。
「野菜や魚同様、ジビエも地元の宝。私たちもここで初めて猪や鹿肉の美味しさを知りました。当店のメニューは食べやすい料理ばかりなので、同じようにジビエ慣れしていないお客様にもそのよさを伝えていきたいですね」。

ちなみに「ラソンブレ」は園外にも出入口を持ち、動物園来園者以外の利用も可能。イベントで期間限定料理を出す予定もあるそうで、これからますます期待できそうなスポットです。

  • ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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