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100年以上の歴史ある建物で営業するカフェレストラン「ピザと珈琲の店 ねこぽぽテラス」

長野 イノシシ カフェレストラン
2020.03.16

長野県長野市街地から千曲川を渡り、菅平へ向かう長野菅平線を曲がって少し進むと現れる古民家を改装した建物が「ピザと珈琲の店 ねこぽぽテラス」(以下、「ねこぽぽテラス」)です。

築100年ほどの茅葺き屋根にトタンを張った典型的な古民家で、春には樹齢100年以上の枝垂れ桜を愛でながら、夏は涼やかな奥庭のテラス席で、秋はモミジの紅葉が庭を真っ赤に染め上げ、冬は信州らしく雪景色と、四季を楽しめる風景も魅力の一つ。平日は単品注文のピザメニューが20種類(1,100~2,000円・税込)ほどそろい、土・日曜と祝日は食べ放題の「ピザバイキング」(1,100円・税込)が行われ、全10種類ほどのピザが提供されています。もちろんどちらもジビエのピザを味わうことができて、サラダとドリンクバイキング付!

敷地は広く、店舗部分は2棟。その中には雑貨やパン、菓子、野菜等の販売スペースも。500坪の和風庭園の散策もおすすめ。無数の山野草がいかにも山にあるカフェレストランといった雰囲気を感じさせます。

断熱効果を高めることで、冬でも暖かく過ごせるよう改装された店内。古いものが極力残され、おしゃれでありながらも歴史が感じられるようにしたのが改装のポイントだそうです。

「ねこぽぽテラス」で調理や接客はもちろん、ピザを焼く石窯で使用する薪作りの作業までこなすのは、スタッフの小宮山佳子さん。店のある長野市若穂の豊かな自然の中で育った猪や鹿は、食肉を前提に狩猟されているため、美味しくいただけるそうです。

猪のミンチが主役! シンプルながらも奥深いジビエピザ

さっそく、小宮山さんが石窯で焼き上げたばかりの「猪そぼろのマヨ醤油ビザ」(1,500円・税込)をいただきます。

具材は猪のミンチ、シメジ、チーズとシンプルな構成ではありますが、味付けのマヨネーズ、醤油、黒胡椒が猪肉に深みを与え、パリパリとした軽めの生地の食感もアクセントに。

ピザ生地には信州の郷土料理「おやき」用の粉を使用しているそうで、できるだけ地元の食材を使いたいというオーナーの気持ちが伝わってきます。味付けが和風なのもあって、ピザでありつつも、“田舎せんべい”のような印象も。

生地を丁寧に伸ばし、食材をのせて味付けしたら、中庭にある石窯へ。350℃の高温で一気に焼き上げるため、出来上がりまで目が離せない重要な作業です。そのかいあって、焼き立てアツアツのピザは、生姜と醤油で味付けされた猪肉の香りも立ちのぼり、性別年齢を問わず笑顔を生み出す美味しさです。

バイキング付だから訪れるたびにお腹いっぱい!

ピザの料金は、サラダと惣菜、ドリンクのバイキングが含まれたもの。地元食材や自家農園で採れた野菜を使用し、店内では販売も行われています。

自分の食べたい料理を食べたい量だけ選んでテーブルへ。お得感たっぷりで訪れる客層が幅広いのも納得です。

キッチンカーを使ってピザの移動販売も行われています。冬はスキー場での出店が多く、それ以外の季節はイベント会場等、さまざまな場所に出没し、美味しいピザを提供しています。

そして現在、店から車で数分の場所に複合施設「ホシナサトマチ」を建設中。古材やアンティークを扱うインテリアショップや美容室、地元野菜・フルーツの販売、洋服店、喫茶店等の営業が予定されているとか。

ジビエピザの素材となる猪ミンチの処理・販売しているのはこんな人!

「ねこぽぽテラス」から車で5分ほどの場所で民宿「WAKAHO GIBIER B&B」を経営する越前屋圭司さんは、ハンターでもあり、野生鳥獣食肉加工施設「自美恵(じびえ)」を運営されるジビエのスペシャリストです。

「長野市若穂のジビエを地域の特産品にしたいと考えた時、若穂ならではのメニューで、若穂内で食べられるようにしたかったんです。それでオーナーと知り合いだった『ねこぽぽテラス』さんに呼びかけ、メニュー化されるに至りました」。

「自美恵」の猪のミンチ肉を見せていただきました。脂が多めで、ハンバーグやそぼろ等、さまざまな料理で活用できそうです。事前の予約があれば個人でも「WAKAHO GIBIER B&B」にて購入できるので、「ねこぽぽテラス」にお出かけの際は、あわせて利用してみてはいかがでしょうか?

「ねこぽぽテラス」のジビエピザ&「ホシナサトマチ」散策で、長野のさんぽ旅を楽しむのもいいですね。

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