特集
たけだバーベキューの「ジビエ、料理してみました」

第7回
チーズ味の衣が香ばしい!「鹿ヒレカツの一本揚げ」

シカ
2020.11.14

「こんにちは! BBQ芸人のたけだバーベキューです。
僕の生まれ故郷、兵庫県加古川市には『かつめし』というご当地グルメがあって、たけだにとってはソウルフードのひとつ。
そこで、今回はヘルシーな鹿ヒレ肉を使った、“鹿カツ”に挑戦したいと思います!」

材料の鹿ヒレ肉は、山口県からお取り寄せ。
ブロック状のヒレ肉が冷凍で届きました。

鹿肉を冷蔵庫で解凍し、常温に戻してから調理します。

衣の材料は一般的なカツと同じで、卵、小麦粉、パン粉。
これに、粉チーズをプラスするのがたけだ流です。
からしは食べる時にお好みで。

ヒレ肉を前に、「長っ!」とツッコミつつも、一本のまま豪快に調理を始めるたけださん。
まず、肉の両面に塩・胡椒を振ります。

バットを2つ用意し、1つには小麦粉、卵、水を先に混ぜておきます。
こうすると、指先が衣で“もろもろ”っとせず、時短にもなります。
もう1つにはパン粉と粉チーズを入れて混ぜます。
「粉チーズはたっぷり入れるのがおすすめ。揚げた時の香ばしさが違います!」

1つ目のバットに鹿肉を入れて、まんべんなく液を絡めます。

2番目のバットに鹿肉を移し、全体を包むように粉チーズ入りパン粉を絡めます。
肉を軽く手で押さえると、パン粉がしっかり付きます。

揚げ焼き効果でしっとりやわらか! ジューシーな棒ヒレカツに悶絶

いよいよ鹿肉の一本揚げに挑戦です!
いつもの要領で鍋にサラダ油を入れて熱し、鹿肉を投入するたけださん。
ところが、規格外の長さと厚みにより、油が足りない事態に!

「それなら作戦変更!」と言って…
たけださん、おたまを取り出しました!
おたまを使って肉の表面に油をかけて、「揚げ焼き」することに。
揚げ焼きは焼くように揚げる調理方法で、食材の半分程度の油量で済むため揚げ物より経済的で、後片付けが楽なのも魅力です。

全体がキツネ色になったところで、油から鹿肉を取り出します。
「めっちゃ縮んだけど、ズッシリ感は変わらず。旨味も凝縮されたはず!」

余熱で火を通すため3~4分置いてから、棒カツをひと口大にカットします。
「芸術的な断面! 火の通り具合が最高ですね」
厚みのあるブロック肉だったので、揚げ焼きでじっくり火を通したのが功を奏したようです。

キャベツを盛った器に棒カツを並べて出来上がり!

たけださん愛用のハンディ泡サーバーでビールを注ぎ、至福の晩酌セットが完成。

それでは、いただきます!

違いがわかる男・たけだバーベキュー。
まずは塩だけでシンプルに味わいます。

「想像を超えるしっとり感とやわらかさ! 鹿肉が旨いので、ちょい塩ぐらいでいいかも」

次は、定番のからしで。
「鹿ヒレ肉の繊細な味を楽しむならソースはかけず、からし少々がGOOD。衣にまぶした粉チーズもいい仕事してますね」

このあと、わさび、塩×レモンも試したたけださん。
「どれもハズレなしだけど、個人的にはわさびが好みでした。でも、ひと口目は塩か何も付けずに、鹿肉の旨味を楽しんでくださいね!」

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■鹿ヒレカツの一本揚げ

【材料】
鹿ヒレ肉・・・ 300g
塩・・・ 適量
胡椒・・・ 適量
卵・・・ 1個
小麦粉・・・ 40g
パン粉・・・ 40g
粉チーズ・・・ 適量
水・・・ 大さじ2
サラダ油・・・ 適量
からし・・・ 適量

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■プロフィール

たけだバーベキュー
1986年1月17日生まれ、兵庫県加古川市出身。
アウトドアをこよなく愛する、日本で唯一のアウトドア芸人。趣味はキャンプ・釣り・登山・ロードバイク・狩猟などアウトドア全般。キャンプインストラクター、お肉検定1級他多数の資格を持ち、雑誌や本・テレビ・イベントなど多方面で活躍中。全国各地への出張バーベキューも行っており、地域活性や地産地消を推進。出版本は累計20万部を突破!『最強!肉レシピ』/池田書店刊、『鉄板!バーベキュー焼きそば』/ヨシモトブックス刊など。

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