特集
たけだバーベキューの「ジビエ、料理してみました」

第9回
野菜たっぷりでヘルシー!「猪肉のサムギョプサル」

イノシシ レシピ
2020.12.15

「こんにちは! BBQ芸人のたけだバーベキューです。今日は猪肉のサムギョプサル、略して“イノギョプサル”を作ります!サムギョプサルは豪快なうえ、野菜もたっぷり摂れるのが魅力です」

“サムギョプサル”は、サム=3、ギョプ=層、サル=肉という意味で、豚の三枚肉(バラ肉)を指します。
猪肉でも同様にバラ肉を使用します。

猪肉は山口県からお取り寄せ。
注文する際に、肉を「ブロック」「スライス(焼き肉向き)」「スライス(鍋向き)」「スライス(角切りカレー向き)」などから選ぶことができるので、焼き肉向きを選んで注文しました。
冷凍で届くので、解凍してから使います。

材料は基本のサニーレタス、キムチ、ニンニクに加え、大葉、シメジ、かいわれ大根を使うのもたけださんのこだわり。
「特に大葉が“いい仕事”をしてくれるんです!」

まず、サムギョプサルに欠かせない「つけ味噌」作りから。
コチュジャン、ゴマ油、みりん、味噌、砂糖、酢を混ぜるだけで作れます。

つけ味噌は、韓国では「サムジャン」と呼ばれていて、たけださんも日ごろから愛用している調味料です。
「サムギョプサルのほか、炒め物や野菜のディップにも使えて便利ですよ」

猪脂の美味しさが際立つ! カリッと香ばしい“イノギョプサル”

サムギョプサルは、プレートを囲んで焼くのが醍醐味。
テーブルの上に食材をセットしてから焼き始めます。

「サムギョプサルは、食材ごとにコーナーを分けて焼くのがポイント。肉はカリッとするまでしっかり焼くのがおすすめです」

最初に猪肉を並べて、焦げやすいニンニクは最後に乗せるようにしましょう。
スライスしたニンニクとシメジにはゴマ油を少し垂らして、香ばしく焼き上げます。

サニーレタスの上に大葉を乗せ、その上に肉と具材をバランスよく重ねていきます。

最後に、つけ味噌をた~っぷりと!

“イノギョプサル”完成!
「猪肉はこのサイズなら2枚挟むといい感じ。野菜もたくさん摂れてヘルシーですね」

サニーレタスでくるんと具材を包んで、いただきます!

恵方巻きスタイルで、イノギョプサルにかぶりつくたけださん。

「猪肉とサムギョプサル、めっちゃ相性いいですね。脂身のサクサク感と、野菜のシャキシャキ感がたまりませんわ~。豚肉の座を脅かす美味しさです」

軽やかに猪肉を平らげ、2回戦目に臨むたけださん。
「プレートに残っている猪の脂も無駄にすべからず。これでキムチを炒めたら、めっちゃウマイから!」

猪肉の美味しい脂身を存分に楽しめる“イノギョプサル”。
ゴマ油と塩でさっぱり食べるのもおすすめです。

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■猪肉のサムギョプサル

【材料】
猪バラ肉(スライス)・・・300g
キムチ・・・100g
ニンニク・・・1片
サニーレタス・・・半玉
大葉・・・10枚程度
シメジ・・・100g
かいわれ大根・・・適量

<つけ味噌>
コチュジャン・・・大さじ1
ゴマ油・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
味噌・・・大さじ1.5
砂糖・・・小さじ1
酢・・・小さじ1

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■プロフィール

たけだバーベキュー
1986年1月17日生まれ、兵庫県加古川市出身。
アウトドアをこよなく愛する、日本で唯一のアウトドア芸人。趣味はキャンプ・釣り・登山・ロードバイク・狩猟などアウトドア全般。キャンプインストラクター、お肉検定1級他多数の資格を持ち、雑誌や本・テレビ・イベントなど多方面で活躍中。全国各地への出張バーベキューも行っており、地域活性や地産地消を推進。出版本は累計20万部を突破!『最強!肉レシピ』/池田書店刊、『鉄板!バーベキュー焼きそば』/ヨシモトブックス刊など。

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