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サルシッチャやグリルで“おかやまジビエ”を気軽に楽しめる「Osteria aon」岡山県岡山市北区

岡山県 イタリアン フレンチ 焼肉・ロースト シカ イノシシ パスタ・ピザ テリーヌ
2022.01.22

JR岡山駅西口から徒歩2分ほど、便利な立地にある「Osteria aon(オステリア あおん)」。2021年1月に店名を「イタリアバールPOLPOⅡ(ポルポ ツー)」から改め、これまで以上にチーズとワイン、そしてジビエを楽しめるレストランになりました。

チーズとワインが描かれた看板が目印。店名の由来は、オーナーシェフの2人のお子さんの名前からとったのだそう。

店頭に、「おかやまジビエ」のステッカーを発見! これは、岡山県産の鹿肉や猪肉を扱っている飲食店や販売店を紹介するために、岡山県が作成した「おかやまジビエガイド」というパンフレットに掲載されているお店の印です。

店内に足を踏み入れてまず目に飛び込んでくるのが、壁に描かれた楽しげな雰囲気のイラスト。なんと、アルバイトのスタッフが描いたものだと聞き驚きました。1階には、一人でも気軽に立ち寄れるカウンター席を用意。

カウンターにも、よく見るとかわいいイラストが。壁画や黒板の絵を楽しんだり、目の前で調理するオーナーシェフの様子を間近で眺めたり、一人でもくつろいだ時を過ごせそう。

ジビエ初心者にもおすすめの猪鹿メニューが充実

ここで腕を振るっているのは、オーナーシェフの湯淺 宏紀さん。湯淺さんは、大阪や神戸のホテルやレストランで10年ほど修業を積んでから、この店の前身である「イタリアバールPOLPOⅡ」で13年間厨房を任されてきました。

2020年からはオーナーシェフとしてより自分らしい料理をと、ジビエ料理を多く取り入れるなど日々奮闘しているそうです。

「鹿肉や猪肉といったジビエは、自然のものならではの肉々しさや美味しさをダイレクトに味わえるところが魅力です。もともと自分が好きだったジビエをより多くの人に知っていただけたらと、通年、ジビエを使った料理を提供できるようにしています」と湯淺さん。

一番のおすすめを伺うと、「猪のサルシッチャ(自家製ソーセージ)」(900円・税込)と返ってきました。

岡山県吉備中央町(きびちゅうおうちょう)産の猪肉を粗めのミンチにしてスパイスなどを加え、2日間熟成させています。じっくりとソテーしたサルシッチャは、パリッとした皮の中に、粗く挽いた肉の塊がずっしり。肉汁がジュワリと口に広がり、弾力のある歯応えです。しっかりとした味付けですが、猪肉の脂がさっぱりとしているせいか、しつこさがなく、後味はさわやか。日によって、鹿肉のサルシッチャが登場することもあるとか。

こちらは、吉備中央町産の鹿肉を使った「鹿肉のテリーヌ」(1,100円・税込)。低温でじっくりと火を入れたというテリーヌは、ナイフを入れると鹿肉の弾力が伝わってきます。まったくといっていいほど臭みがなく、しっとりとした食感で、鹿肉ならではの深い味わいと、舌の上でとろける脂の甘味が見事に調和。添えられたマスタードやニンジンのマリネと一緒にいただくと、程よい酸味が加わり、さらに食欲がくすぐられます。

ジビエ好きから圧倒的な人気だという「吉備中央町鹿肉のグリル(160g)」(2,300円・税込)は、モモ肉を使用。口の中ですぐに噛み切れるやわらかさで、噛むほどに口の中に広がるジューシーさがたまりません。赤ワインソースでシンプルにいただきます。

「鹿肉と猪肉は、加茂川町有害獣利用促進協議会が運営している加工場で食肉処理された吉備中央町産のもののみを使っています。猪の魅力を伝えようと始まった『日本猪祭り』で2年連続優勝したことのある猪肉はもちろん、鹿肉も下処理が完璧で、臭みや特有のクセはいっさいありません。肉の旨味を存分に味わえるのが魅力です。この店は駅近ということもあって、ジビエを食べるのが初めてという方も大勢いらっしゃいます。そういった方にも抵抗なく食べていただけるよう、仕入れにはこだわっています」

最後に紹介するのは、「雪山ボロネーゼ(イノシシ肉使用)」(1,400円・税込)。粗めに挽いた猪のミンチで作るミートソースは、肉感たっぷり。脂身の食感も生かした深みのある味わいで、シンプルだからこそ肉の旨味が引き立つ一皿。

仕上げのチーズを、目の前でストップをかけるまでいくらでもすり下ろしてくれるスタイルが人気です。

チーズ好きなら外せないラクレットチーズもおすすめ

2階には、家族や仲間同士でにぎやかに過ごせるテーブル席も。テーブルとテーブルの間は、ロールカーテンで仕切ることができ、個室のような雰囲気で過ごすことも可能。

ジビエと合わせていただきたいのが、種類豊富なチーズ。特に名物の「花畑牧場のラクレットチーズ」(1,620円~・税込)は、「ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」で日本一を受賞したこともあるラクレットチーズをアツアツで食べられる一品。焼き野菜やソーセージ、バゲットの上に、とろとろに溶かしたチーズをたっぷりと絡めて味わえる贅沢さ。こだわりの自然派ワインとの相性も抜群。ワインはグラス850円~、ボトル3,080円~(各税込)。

LINEで友達になると、毎週火曜日は「花畑牧場のラクレットチーズ」が半額というサービスも実施中。ほかにも、カマンベールやミモレットをはじめ常時10種類あるチーズは、1種類250円(税込)からお好みで盛り合わせてもらうことができます。

湯淺さんに、ジビエを提供するようになってからの変化を伺ってみました。
「猪や鹿の肉というと、多くのお客様が『ニオイがきついイメージがあった』とか、『食べる機会がないから(美味しいのかどうか)わからない』とおっしゃいます。でも、実際に食べていただくと、『食べやすかった、美味しかった』と喜んでいただけることが多い。そこからジビエ料理をリピートするようになる方も。カウンター越しに常にお客様の様子が見えるので、その反応を確認しながら、喜んでいただけるジビエ料理を心がけています」

カジュアルな雰囲気の中、ジビエをより身近に感じられる普段使いにぴったりな「Osteria aon」。地元産ジビエを丁寧に調理した数々の料理は、ジビエ初心者はもちろん、ジビエ好きもきっと満足できるものばかり。時には、希少な穴熊が入荷することもあるので、お目当ての方はお店のInstagramなどをチェックしておくのがおすすめです。

  • ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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