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ジビエとオーシャンビューの魅惑のコラボ「休暇村紀州加太」

和歌山 わかやまジビエ シカ
2019.03.26

全国各地の国立公園や国定公園の豊かな自然の中だけで展開しているリゾートホテルグループ「休暇村」。いずれも山、海、湖などの自然に恵まれた、日本を代表する景色が特徴ですが、37あるグループ中でも夕陽の絶景では他のどこよりも美しいとされるのが和歌山市加太にある「休暇村紀州加太」。

紀淡海峡に面した瀬戸内海国立公園に建ち、テラスからは友ヶ島や淡路島、天気が良ければ徳島や沼島も見晴らせる、そんな広大な眺めをパノラマで楽しめる抜群のビューポイントです。

その絶景を眺めながら寛げるのが、ロビー階にあるスカイカフェ「風の歌」。宿泊に関係なく利用できるため、テラスと合わせて食事やお茶を楽しみに訪れる人が多いそう。

オリジナルのハンバーガーやサンドウィッチなどのフードメニューも揃う中「できる限り地元のものを」をコンセプトとしていることから、取材時はメニューの中に「熊野牛・みかんバーガー」なんて気になる名前も。

そんな地域に根ざした休暇村紀州加太に登場したのが「鹿すね肉の赤ワイン煮込み」1200円。

毎年冬から春にかけて行うジビエフェスタに合わせてさまざまなジビエメニューを展開しているそうで、過去にはイノシシカレーやイノシシバーガーなどをメニュー化。今年初の試みとして鹿肉を使うことに。扱ったことのない食材だけに、どう調理するか、試行錯誤があったといいます。

この鹿肉メニューの開発を任されたのが若手スタッフの下西健介さん。コックコートではなかったため、最初は知らず話していたのですが、実は芦屋のイタリア料理店で修行を積んだ料理人という彼。「ジビエは一度挑戦してみたかった」と話してくれました。

鹿肉自体はロースなどの他部位で過去に調理経験があるそうですが、今回使うすね肉は下西さんにとっても初の食材。その鹿肉を扱うにあたり、心がけたのはくさみをいかに除くかという点と柔らかさ、そしてワインとの相性。

「肉質は牛よりも柔らかいのですが、個体によって力強さがやや違うので、個体差から煮込みの平均時間を割り出したりしました」。下処理の後、赤ワインと香草に1晩漬け込んだ後、セロリや人参といった香味野菜とポルチーニ茸などを加えてじっくりと5時間煮込んでいくそう。最後にバターで味を整えて完成します。

実際に食べてみると、思った以上に癖はなく、とはいえ牛肉ではないジビエの風味もかすかに残る。しっかりと絡むソースが見た目の印象ほど甘すぎず、しっかりと肉の味を引き立てます。濃いめの味付けなため、セットのパンと一緒にいただくのが本来オススメなのだろうけれど、ここはワインかビールがあれば最高だなというのが個人的感想。絶景と鹿肉をアテに飲む昼下がりなんて、幸せそのもの。

こちらのカフェは20時までオープンしていますが、このジビエメニューの提供は12時~16時までで、売切次第終了。量は仕込めないため、1日10食限定なのでご注意を。ちなみにヨーロッパの生地を用いて店内焼きする手作りのパンは、テイクアウトもできるので、パン好きの方はぜひチェックを。

ジビエだけでない、新たな展開も続々

2016年にリニューアルしたこちらの宿。要望の多かった和洋室や絶景の展望露天風呂なども新設され、より一層心地よく利用できるように。

紀州をイメージしたモチーフがあしらわれた和洋室も露天風呂も、すべてが紀淡海峡を望むオーシャンビュー。中でも美肌の湯と言われるぬめりをもった加太淡嶋温泉「天空の湯」は日帰り利用もできるので、ジビエと合わせてぜひ楽しみしたいところ(12:00〜15:00最終受付/大人1200円、小人600円)。

昼温泉の湯あがりにジビエと地ビールかワインをいただき、そのまま夕暮れ時を待つ…。茜色に染まる夕暮れは、1枚の絵画を見ているような感動的な光景。想像しただけで幸せに浸れそうです。

宿泊や温泉、カフェの他にもエステやプール(夏季のみ)、宴会など、多彩な楽しみ方が揃う休暇村加太。

星空観察会やノルディックウォーキング、和菓子作りや梅ジュース作りなどの体験プログラムも充実。館内はバリアフリーで、幅広い層が楽しめます。 さまざまな角度でのおもてなしを展開する中、その挑戦の1つに和歌山ジビエのメニュー開発もあるのではないでしょうか。

こうなると、ジビエを含め、今後の展開からますます目が離せません。

 

※「わかやまジビエ」より転載
https://wakayama-gibier.jp/shop/kisyuu_kada/

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