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ネパールカレーと蝦夷鹿の美味しい出合い「キリパ」

北海道 シカ ネパールカレー
2020.02.21

北海道伊達市は、仙台藩一門亘理伊達家領主の伊達邦成が有珠一群の支配を命じられました地。当時「蝦夷地」が「北海道」と改められ、2018年には命名150年という大きな節目を迎えました。その歴史ある土地に4年ほど前、ネパールのカレー屋さんができました。

伊達市の市役所通りに、今回紹介する「キリパ」があります。

店内はテーブル席のほかに、小上がりとカウンター席があり、落ち着いた雰囲気。

インドの神様ガネーシャの置物や神聖の象徴である象や曼荼羅(まんだら)が飾られ、ネパールに来たような気分です。

「私はネパールのルンビニからすぐそばの村出身です。11年前に北海道に来て道内カレーチェーン店で仕事をしていました。4年ほど前に伊達市で独立。暑いのが苦手な私にとって、伊達の冬は寒すぎず夏は暑すぎず気候のすばらしい場所です」と、語るのはオーナーシェフのプリ・クリシュナさん。年に1〜2度ご実家のネパールへ帰国しご両親に会いに行ったり、ご両親がこちらへ会いに来てくれたりするそうです。

以前は「クリシュナキッチン」という店名でしたが、ネパールから一緒に来日した奥様ギリ・プリ・プジャさん(写真上・右)との間に、2年前に娘さん(同左)が生まれ、その愛娘の名前「キリパ」を店名に付けたそう。

スパイスを蝦夷鹿向けに調合

「キリパ」では、4種類のカレールーを用意しています。Yellowペーストは、玉ネギベース。Redペーストは、トマトベース。Red and Yellowペーストは、トマトと玉ネギベース。Greenペーストは、ホウレン草ベースです。

鹿肉のカレーは、Yellowペーストを使用。辛さは10段階の中から選べますが、今回はレベル2にしました。

ナンの生地を手際よく分けたら、両手で叩きながら伸ばしていきます。

釜の中に貼り付け、2分ほど待つと、自家製ナンはすぐに焼き上がりました。

1品目「鹿肉カリー」(1,081円・税込)が完成!

プレーンナンまたはライスMサイズ付きで、現在ナンは食べ放題で提供しています。

コク深めルーとゴロゴロ鹿肉が相性抜群

Yellowというよりも、まさに“黄金”!真ん中にはシャキシャキネギがあしらわれています。

ゴロっとした鹿肉が5つもIN!

まず鹿肉を頬張ります。ワイルドさのある鹿肉とカレーが相性抜群。噛み応えがよく、口の中で肉が反発してきます。そして、後からスパイシーさが追いかけて来ます。

次は、焼きたてナンにカレーを付けて食べてみましょう。

ナンは、こんなふうに小さくちぎるのがネパール流。自家製ナンは香ばしく、カレーとの量を調整しながら食べて行くのがオススメです。

「キリパ」を訪れたら。「ストロベリーラッシー」(301円・税込)もぜひ一緒にご注文を。

ラッシーの程よい甘さが辛さを緩和。特にストロベリーラッシーは果肉入りで、つぶつぶの食感も楽しく味わえました。

どうして鹿肉のカレーを提供しているのかを聞いてみたところ、「北海道の鹿肉は美味しいし、人気があるからね。本当は、ネパール人だからヤギの肉が一番大好きだけど二番目に鹿肉が好き。それに必ず鹿肉を頼んでくれる常連さんがいるから、絶対に仕入れるようにしています」とのこと。

キッズメニューも用意されていて辛いスパイスは“なし”にもできます。小上がりもあるので、お子さま連れの方にも安心して利用していただけますよ。

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