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閑静な住宅街に佇むクラシック&モダンなフレンチ「ビ・アバンス」

フレンチ 愛知 エゾシカ
2020.03.13

ゆるやかな丘陵地に豊かな緑が残る愛知県名古屋市緑区。名古屋市のベッドタウンとしても人気のエリアに、1998年にオープンしたのが「ビ・アバンス」。シックな佇まいに、大人の雰囲気が漂うフレンチレストランです。

閑静な住宅街にはためく鮮やかなトリコロールが、店の目印。テラス席の横を通り抜け、重厚なドアを開けて店内にお邪魔します。

扉を開けて真っ先に目に飛び込んでくるのは、優しく繊細なタッチで描かれた壁のブドウ。その奥に続くすてきな空間を想像し、今からワクワクします。

「前向き」なひと時を演出する特別な空間

重厚でありながらモダンにデザインされた店内は、テーブルも大きく、ひと席ごとにゆったりとしたスペースが設けられ、エレガントな雰囲気が漂います。

オーナーシェフの田代 一(はじめ)さんは、フレンチ一筋のベテランです。
「この店をオープンした当時、緑区はまだ開発前で周囲を森に囲まれていました」。
あまりにのどかな環境に、周囲からは心配する声も出たそうです。しかし、直感的に運命を感じた田代さんは、迷わずこの地に店を構えます。

店名の「ビ・アバンス」は、フランス語で前向きな人・前向きな人生の意。ここで過ごす時間が、前向きな人生のお手伝いになればとの思いが込められています。

感性あふれるソースで味わうジビエ

田代さんは修行時代からジビエに触れることで、食材としての魅力に惚れ込みます。「開店当時、日本ではまだまだジビエは認知されていませんでしたが、少しでもその魅力を広めたいと思い、ジビエシーズンには必ず提供しています」。

田代さんが得意とするクラシック&モダンなフレンチに、ジビエはどのように融合するのでしょうか?

今回いただいたのは、コース料理(7,000円、10,000円・税抜)で提供される「蝦夷鹿のロティー イチゴソース」です。
「今日は繊細な蝦夷鹿のロースに、旬のイチゴを使ったソースを合わせました」。

しっとりと焼き上げられたロースは、噛みしめるたびに旨味の詰まった肉汁を感じるほどジューシー。蝦夷鹿のジュ(出汁)と赤ワインを煮詰め、旬のイチゴを加えた特別なソースからは、ふわりと甘酸っぱい香りが漂います。一緒にいただくと、蝦夷鹿の力強い味わいを、イチゴのソースが引き立て、絶妙なバランスに。

続いて「鴨のロティー チョコレートソース」(2,800円・税抜)を。仕上げに、ビターチョコレートを使ったソースを鴨の周りに流すと、芳醇で甘い香りが周囲に漂います。

「アロゼ(油を回しかけながら火を入れる)でしっとりと火入れされた鴨は、程よい弾力がたまりません。パリッと仕上げた皮も美味しいですよ」。
鴨の野趣あふれる味わいに、濃厚なチョコレートソースが相性抜群な一皿でした。

今回はイチゴソースやチョコレートソースでいただきましたが、ソースはその日により異なるとのこと。
「一期一会の出会いを楽しんでくださいね」。

付け合わせの野菜もこだわりたっぷりで、岐阜県垂井町で自家栽培した野菜や、長野県佐久市の契約農家から届く新鮮な野菜を使用。こちらもその季節の旬の味覚を楽しんでください。

実は…「ビ・アバンス」にはとっておきの個室が用意されていて、ここでプロポーズをすると成功するというという噂があるとか。

優雅なおもてなしと特別な空間に、心から癒されてみてはいかがでしょうか?

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