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豚丼と豚しゃぶの人気店で、上質な蝦夷鹿を味わう 「十勝しゃぶしゃぶ・豚丼 豚っく(ぶたっく)」

シカ 豚しゃぶ・豚丼 東京
2019.09.30

東京・上野に軒を構える「豚っく」は、“東京にも十勝がある”をテーマに掲げる豚しゃぶ、豚丼のお店です。JR御徒町駅をはじめ、銀座線の上野広小路駅、大江戸線の上野御徒町駅、日比谷線の仲御徒町駅、千代田線の湯島駅から徒歩4~5分とアクセスが便利で、会社帰りに立ち寄るビジネスマンも多いそう。

店内に入ってまず目を引かれるのは黒板アート。

使用している食材の産地を記した北海道の地図だけでなく、北海道がらみの時事ネタもイラスト化されています。北海道に縁がない人でもつい興味を持ってしまいそう。

「あの黒板にいろいろ描いてるのはウチのオーナーなんです」。
そう教えてくれたのは、店長の斎藤直人さん。豚っくでは10年、料理人としても活躍する人物です。

「そもそもこの店はオーナーが自分の地元、十勝の美味しいものを東京でも食べてもらいたいと始めた店なんです」。

そのため、牛、豚、鹿、チーズ、野菜などの食材は北海道産のものから厳選しています。そんな中からまず出していただいたのが「エゾ鹿の炭火焼ステーキ200g」1,980円(税抜)。

備長炭で丁寧に焼くため、火が通るまで10分程度かかりますが、待つだけの価値はあります。

野菜とクレイジーソルトと共に盛り付けられた鹿肉は、食べやすい大きさにカットされています。そのまま口に運ぶと、肉のやわらかさと甘味を感じ、下味のスパイスの香りが立ち上がります。もともと脂身はあっさりとした味わいですが、噛み続けるほどに鹿らしい香りと味も感じることができます。

次に出していただいたのは「十勝産えぞ鹿肉のしゃぶしゃぶセット」1人前SET1,800円(税抜・写真は2人前)。出汁昆布が躍る鍋にレタス、長ネギを投入して頃合いを見ます。

野菜がしんなりしてきたら、鹿肉を投入。薄くスライスしてあるので、あっという間に火が通ります。

少し驚いたのは、火が通った後も脂身がきちんと残っていて、しかもそれが甘く美味しいこと。脂身が苦手という女性でも、クセのないこの蝦夷鹿ならば楽しんでいただけるはず。もちろん、赤身部分も鹿本来の風味があり、しゃぶしゃぶというシンプルな料理だからこそ、ダイレクトにその味を感じられます。
「蝦夷鹿は北海道の新得町のものです。鹿は素早い血抜きと温度管理がすごく重要なんですが、新得のものはきっちりしています」と斎藤店長。

さらに豚っくでは、しゃぶしゃぶを4つの調味料で楽しめるのも魅力です。写真の右から鰹昆布出汁、醤油ベースの「ソラチのタレ」、藻塩、そして柚子胡椒。鹿本来の味が分かりやすいのは鰹昆布出汁ですが、北海道空知のメーカーに特注した「ソラチのタレ」はキリっとした醤油が肉の甘さを引き立てて実に美味。

最後におすすめしていただいたのは、この店の看板メニュー、「十勝豚丼 ハーフ&ハーフ」大1,700円(税抜)。ハーフ&ハーフというのは、ローストバラ肉を半分ずつという意味です。

「もともと現地ではロースが主流なんですが、オーナーがバラ好きなので両方出しているんです」。
ロースだけ、バラだけでも注文できるが、いまや8割のお客様がハーフ&ハーフを注文するという人気メニュー。
きめが細かくあっさりしたロース、脂身のコクがあるバラ肉、どちらも肉に厚みがあるのにやわらかく、特製ダレの甘辛い味になじんでご飯が進みます。

「豚丼のタレはしゃぶしゃぶのソラチのタレと同じメーカーさんに頼んで、開発に3年かけた自信作」と斎藤店長。プライベートブランド化して、店頭販売もしています。

そしてこの店、1Fにカウンター12席があるほか、地下1Fは靴を脱いでくつろげる掘りごたつ式で35席あり、宴会などでは地下1Fが人気だそう。

また、北海道池田町産のワイン、新得町の共働学舎産のラクレットチーズ、広尾産の魚介類など、今回紹介できなかった北海道の美味も多いうえ、「実はいま新しいメニューも開発中なんです」とのことなので、何度でも通いたいと思わされた店でした。

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