飲食店、ショップを探す
飲食店

兵庫五国の恵みを味わえるホテルのフレンチを堪能 ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド レストラン「ル・クール神戸」 ※期間限定メニューあり

フレンチ 兵庫 シカ
2020.02.27

神戸ハーバーランドに位置する「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」は、神戸のシンボルでもある神戸ポートタワーや神戸港を一望できる絶好のロケーションが魅力です。

今回は、その2階にあるフレンチレストラン「ル・クール神戸」へ伺いました。

大きな窓から神戸の夜景が望める優雅な空間に心が躍ります。

兵庫県のなかでも自然の多い但馬、播磨、丹波、摂津、淡路を合わせた“兵庫五国”から素材を取り寄せるなど、年間を通じて地産地消に力を入れているそうです。3か月ごとに展開するフェアには、どんな食材が登場するのでしょうか。

「五国“冬”フェア」で2/29まで味わえる鹿肉のパテに感激

まず、現在開催中の「五国“冬”フェア」のディナーコース(13,000円~・税サ別)から、前菜「但馬産鹿のパテアンクルートとビーツのラペ」をご用意いただきました。

こちらは五国のなかでも最北に位置する但馬にある、「但馬のジビエ ココ鹿」より取り寄せた鹿肉を用いています。鹿のバラ肉とスネ肉をメインに、豚ミンチを加えることで脂分を補っているそう。

鹿肉の中心にフォアグラを入れた断面や、ビーツ、トレビス、アマランサスといった赤い野菜をあしらった盛り付けがとても美しい一品です。

さっそくひと口味わうと…。鹿肉の上品な旨味と濃厚なフォアグラがマッチした奥ゆきのある味わいが美味。フランボワーズのドレッシングとクルミを口に運ぶと複雑に味が重なり、ワインと共に味わいたくなるとっておきの一皿です。

コースはそれに続いて、香住ガニを使ったリゾットや但馬から直送されたタラのムニエル、河内鴨と冬野菜のポトフなど、このシーズンならではの食材を味わい尽くせる構成。

3種より選べるデザートは、その人気からホテルを飛び出し別店舗を構える「ル・パン神戸北野」より。「イチゴのティラミス ラ・スイート風 コウノトリ育むお米の甘糀アイスクリームと共に」(コース料理の1品)は、イチゴの赤が愛らしい盛り付けが魅力。

マスカルポーネクリームとイチゴをココアシガレットの中に忍ばせ、但馬産「コウノトリ育むお米」を使った甘糀のアイスクリームをのせました。糀ならではの魅惑的ともいえる味の余韻がたまりません。前菜からデザートまで、テーマに違わず五国の食材が駆使されています。

過去のイベントでも好評だった骨付き鹿肉の逸品も登場

昨年の同フェアで提供された、鹿肉のメイン料理もご用意いただきました。事前予約をいただくと、ご提供も可能です。

まずは、骨付きロース肉の表面をフライパンで焼いていきます。

「オーブンに入れて、出しては休ませてを2~3回繰り返し、20分ほどをかけてじっくりと焼き上げます」と田中耕太郎総料理長。

肉の様子を見ながら丁寧に火入れし、バターやローリエ、後半にはニンニクとローズマリーで香り付け。

フランス料理では鹿肉に合わせるソースとして定番の、黒コショウを効かせたソースを添えます。食材をムダにしないよう、ソースは骨や余り肉を使って味わい深く仕上げます。

「但馬産鹿の骨付きロース肉のロティと根セロリ ポワブラードソース」が完成。

豪快な骨付き鹿肉も、料理長の手にかかれば品のある仕上がりに。鹿肉の旨味を引き立てるソースや、さわやかさが感じられる根セロリと一緒に味わってみると。やわらかく仕上がった鹿肉の、骨付きならではの滋味あふれる風味が引き立ちます。

料理長自らが生産者を訪ねて食材を厳選

田中料理長にお話しを伺いました。

「季節ごとにメニューを一新して継続しているフェアですが、毎回兵庫五国を巡ってその土地の食材探しの旅に出ます」。

朝来市で天然シカを扱っている「但馬のジビエ ココ鹿」もその一つ。

「若いご夫婦が営んでいるのですが、猟師さんから連絡が入るとご主人がすぐ現場へ行ってシカを止め刺しすばやく血抜きします。それを奥さんが加工されていて、いつも新鮮なお肉を届けていただいています。お話をしていると、鹿の害獣被害をなんとかしたいという熱意が伝わってきました。当ホテルでも、お客様に美味しく味わっていただくことで、自然に還元できればと思っています」と語ってくださいました。

最後に、ホテルの広報さんから意外なルームサービスメニューを教えていただきました。

なんと皿盛りの「猪ジャーキー」1,500円(税サ別)が用意されているとのこと。「丹波篠山おゝみや」が加工するもので、お客様からも好評なのだとか。

2018年より「ひょうごニホンジカ推進ネットワーク」に加盟しているホテルだからこその取り組みに、今後も期待が膨らみます。

続きを見る