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やわらかな蝦夷鹿料理とたっぷりの地元野菜を上質な空間で 「La Voile(ラ・ヴォワール)」埼玉県さいたま市浦和区

埼玉県 フレンチ 焼肉・ロースト エゾジカ シカ コース ランチ
2020.10.24

浦和駅界隈は県庁があり、埼玉県の行政の中心地。駅前には伊勢丹などの商業施設が、周囲には高級住宅街も広がる県内でも特に洗練された街です。

そんな街の雰囲気にピッタリな「La Voile」は、駅から7分ほど歩いたビルの2階にあります。地元で人気のフレンチレストランです。

ジャズが流れる広い店内は、ゆとりをもってテーブルが配されています。

オープンキッチンの前にはカウンター席があり、シェフたちの仕事ぶりを見ることができます。

ディナータイムは間接照明が灯る温かな雰囲気の中で、ゆったりと料理を楽しめます。ちょっとおしゃれして出かけたい、そんな大人の空間です。

一つ一つの素材に真摯に向き合うシェフのクラシックフレンチ

オーナーシェフの鈴木 学さんは、都内のフレンチレストランのほか、「ウェスティンホテル東京」に13年間勤めたのち、2003年に独立し、このお店をオープンしました。

若いころからコンテストに参加したり、渡仏して星付きレストランでも腕を磨きました。店内には、受賞した際の賞状などが飾られています。

鈴木さんが作り出すフレンチは、クラシックのよさを大切にしたもの。
「かといって、料理が重すぎるとコース全体が楽しめなくなります。だから油脂を抑えた軽い仕上がりを心がけつつ、しっかりしたソースで単調にならないようメリハリを付ける。コースで召し上がっていただいた時に、最後まで美味しく食べていただけるようにと考えています」

お話を伺っていると、一つ一つに手を抜かない鈴木さんの真摯な姿勢が見えてきます。
「最近はフォン・ド・ボーやフュメ・ド・ポワソンなどの出汁を購入するお店も多いようですが、うちではすべて一から作っています」と鈴木さん。

また、料理には埼玉の地で育てられたヨーロッパの野菜をふんだんに取り入れています。「地産地消の取り組みは、お客様と生産者と店とのトライアングルを大切にしたい」と、毎週のように畑へ足を運び、生産者の方と直接やり取り。「休みなんかないですよ(笑)」と言う笑顔のなかに、仕事に対する誇りを感じました。

外は香ばしく中はやわらか! 絶品「鹿肉のポワレ」

料理は月替わりのコースがメインで、ディナーは4,260円、6,240円、9,250円(各税込・サ別)の3つ。

今回ご紹介する「エゾ鹿ロースのポワレ」は、単品(4,400円・税込)として、またコースによってはプラス料金でメインの肉料理としても楽しむことができます。

この華やかな一皿が、「エゾ鹿ロースのポワレ」。
「蝦夷鹿は本州鹿に比べて肉質がとてもやわらかく奥深い味わい。そして適度なジビエらしさがあるところがとてもいいですよね」と鈴木さん。

蝦夷鹿のロース肉は、フライパンでバターをかけながら表面にカリッと焼き色を付けたあと、オーブンでじっくりロースト。付け合わせの野菜もローストしますが、その際にナスだけは「素揚げにしたほうが美味しいので」と別調理。ここでも手間を惜しまない姿勢に触れることができました。

盛り付けは10種以上の野菜と共に。ソースは薫り高いポルト酒(ポルトガル北部ポルト港から出荷される特産の酒精強化ワイン)のソースです。

ナイフを入れると、スーッと通るほどのやわらかさ…。

ソースと一緒にいただくと、口の中でポルト酒のふくよかな甘さが広がり、鹿肉との相性は抜群です。ふた口目は添えられた胡椒を少量付けてみます。すると、先ほどの優しい味が引き締まり、こちらも美味。この日はポルト酒を使用しましたが、マデイラ酒(マデイラ諸島で造られるアルコール度数の高いワイン)にするなどソースはその時々で変えているそう。

野菜は常に10種類以上を盛り込み、この日はフェアリーテイル(イタリアナスの一種)、丸ナス、ゼブラナスとナスだけでも3種類も。口の中で濃厚な風味が広がるナスや香りと甘味が強いローストした赤ピーマンなど、肉も野菜も、素材のよさを引き出すためには手を抜かない、料理への真っすぐな思いが詰まった一皿でした。

「エゾ鹿ロースのポワレ」は、テイクアウトも可能。バゲット、サラダ、グリル野菜が付いて4,277円(税込)というお得な価格で自宅でも楽しめます。

来店客は落ち着いた世代が中心で、昼は女性客、夜は夫婦やカップルが集います。

こちらは6,240円(各税込、サ別)のディナーBコースの一例。オードブル5種、本日の鮮魚のスチーム 白ワインクリームソース、骨付き子羊のロティなど全9品が楽しめます。

コロナ禍でも客足が衰えることがなく、「旅行などに出かけられない分、いつもよりワンランク上のコースを」とオーダーする方も多いそう。きっと、丁寧に作り出される料理がお客さまを引き付け、それがひと時の非日常へと誘っているからに違いありません。

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