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金沢駅前で本格フレンチコースのジビエを気軽に楽しむ「NORIO TABLE(ノリオ ターブル)」石川県金沢市

石川県 フレンチ 焼肉・ロースト イノシシ コース ランチ
2020.11.02

石川県のJR金沢駅・金沢港口から徒歩10分ほどの街中に、金沢の本格フレンチの草分け的存在のレストラン「フランス料理 プレミナンス」(以下、プレミナンス)を運営する「株式会社ノリオターブル」本社ビルがあります。ここには同社の礎となった「プレミナンス」のほか、3フロアにそれぞれ違ったテーマのお店を展開しています。オフィス街の中でもひと際目立つカラフルなビルは地元民の間では有名なスポット。

そしてこのビルの2階にあるのが、今回紹介する「NORIO TABLE」(以下、ノリオ ターブル)、3階の正統派「プレミナンス」に対して、より気軽に、カジュアルにフレンチを楽しんでもらおうというコンセプトのお店です。

店名の由来は、創業者で全店のオーナーシェフを務める川本 紀夫氏のお名前から。

川本シェフは能登の出身。 都内のホテルで修行し、東京プリンスホテルの元総料理長ジョゼ・アリミ氏に師事。その後、渡仏し現地の三ツ星レストランに勤めたのち、ロサンゼルスにフレンチレストラン「ア・ティーレ」をオープンさせます。そして、金沢にも一流のグランメゾンを作りたいという思いで帰郷。20年以上に渡って金沢の洋食の最前線に立ち続けています。また、川本シェフは、1989年から世界中の料理コンテストで数多受賞し、2018年にはフランス共和国から農事功労賞「シュヴァリエ」受勲など、華々しい経歴をお持ちです。

ランチからパーティまで使えるおしゃれな空間

店内は、落ち着いた色合いのなかにも気品が漂うおしゃれな空間。披露宴やパーティにもよく利用されています。

総席数は60席、最大宴会収容人数は着席最大85名から立食最大100名まで対応が可能です。個室もありますが、人気なので希望の場合は早めに予約するのがベスト。ランチは特に予約なしで来店可能ですが、ネット予約をしておくと待ち時間もなく食事が楽しめます。

ジビエ料理を提供し始めたのは約10年前。フランスでジビエは当たり前の存在なので、日本でも美味しさを広く知ってほしいと川本シェフ。フランスではジビエは鮮度が重要視され、シェフが使うジビエは鮮度第一に選び抜いた仕入れ先から仕入れているそうです。猪は地元白山市の施設から、鹿肉はフランスと同等のスピードで解体しているという希少な肉を、岩手県の施設から仕入れているそうです。日本でも近年ジビエ利用の機運の高まりから、ようやく本場に負けない品質の肉が手に入るようになってきたと言います。
「そうはいっても、ジビエは“季節モノ”。処理に携わる人によって肉質に大きな違いが出てきてしまいます。よいジビエとの出会いは、それを生み出す人との出会いにほかならない」
先述の岩手県の施設からの仕入れも、知人の紹介から数年越しにかなったのだそう。

ジビエと地元野菜が彩る鮮やかなフレンチ

そんな川本シェフが選び抜いたジビエを使って、さっそく料理をお願いすると「すぐにできるよ」とシェフ。今回はコース料理のうちの三品をご用意いただきました。

一品目は、全部で4つあるランチコース共通のメニューとなっている「河北潟川端レンコンのキッシュロレーヌ」です。キッシュが冷めないように温めた石にのせ、葛の花とたちつぼスミレを添えて華やかに仕上げてくれました。※写真は2人前

さっそくいただいてみると、燻製した猪のモモ肉をミキサーにかけているから、素材が均等になり、口当たり滑らか。深いコクの中にもほのかな甘味があり、するりと喉を通ります。飲み込むと、燻製の香ばしさが鼻から抜けていきます。サックサクのタルト生地や、シャクシャクと歯応えのあるレンコンが食感のアクセントに。

オープンキッチンでは、骨付きロースが炭火で焼かれていました。とってもいい匂い。

熟練の手さばきで、みるみるお皿の上に鮮やかなフレンチの世界が描かれていきます。

出来立ての二品目は、ランチコースのうち、「デギュタシオンコース」(5,000円・税抜)で提供されているviand(ヴィアンド ※肉料理)「イノシシの骨つきロース」です。※写真は1人前

炭火で豪快に焼き上げた香ばしい香りが、食欲をさらにそそります。野ゼリのグリーンソースを絡めて口に運ぶと、見た目の豪快さからは想像できない猪肉とソースの豊かな旨味が幾重にも折り重なって、口内を駆け抜けていきます。

美味しさに感動している間に、シェフの手は三品目に突入。

食用のマリーゴールドの葉を子鹿の角に見立てて、能登島産のサツマイモを使ったグラタンに飾り付けています。

〆は、「プレミナンス」のランチコース10,000円(税抜・サ別)から「子鹿のソテーモモのソース和え」をご用意いただきました。※写真は1人前

ピーマンの花とクレソン、子鹿のソテーに桃のソースをちょっと付けていただきます。岩手県産の希少な子鹿肉は溶けるようにやわらかく、フレッシュな桃の酸味とのマリアージュが美味。

どの料理にも共通するのが、ふんだんに使われた地元野菜です。シェフが地元農家を回って探した高品質の野菜や自ら育てたハーブたちが彩ります。

ランチコースは1,800円(税抜)とお手ごろなものから5,000円(税抜)まで。ディナーコースはランチコースに+500円(税抜・サ別)となっています。

ランチからディナーまで幅広く楽しめる「ノリオ ターブル」ですが、少し改まった席などには3階の完全予約制レストラン「プレミナンス」でもジビエを取り入れたメニューを味わうことができます。どちらも季節のものになりますので、ジビエ料理を希望の場合は、事前の問い合わせをしたうえでの訪問がおすすめです。

  • ジビエトの掲載店舗は「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」に基づいた仕入れ、加熱調理等がされていることを確認しています。
  • 掲載内容は取材時のものです。営業時間などの最新情報はお出かけ前に各店舗の公式HP等にてご確認ください。
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